Instagram（インスタグラム）は多くの人が利用するSNSですが、普段SNSを使わないためルールやマナーがよくわからないといった方は少なくないでしょう。

適切なマナーやルールを守ることが重要で、守らずに利用してしまうと、思わぬトラブルに巻き込まれてしまうかもしれません。

本記事では、Instagramにおけるマナーや、注意点などについて解説をします。

フォロー、タグ付け、メッセージなどのマナーとルールについて詳しく紹介し、快適なInstagram利用をサポートします。

Instagramに暗黙のマナー・ルールは存在する？

Instagramは人気の高いSNSであり、日本国内にも大勢のユーザーがいます。利用を始めて間もない方の中には、ユーザーとトラブルになったらどうしよう、と不安を抱える方もいるのではないでしょうか。

Instagramの利用における、暗黙のマナーやルールはたしかに存在します。基本的には、暗黙のマナーやルールを守って利用すれば、ユーザー同士のトラブルに発展するリスクは回避できるでしょう。

なお、暗黙のマナーやルールがあるのは事実ですが、利用するうえで絶対に守らなければいけないといったものではありません。どのような暗黙のルールがあるのかを詳しく解説をしていきますが、守っていないユーザーもたくさんいます。

明確なルールとして定められているわけではないため、守らなかったところでペナルティを受けるわけではありません。ただ、暗黙のマナーやルールに配慮することで、ストレスやトラブルのない快適な利用につながります。

InstagramやSNS利用における暗黙のマナー

InstagramをはじめとしたSNSの利用における、暗黙のマナーをピックアップしました。快適で楽しいSNSライフを満喫できるよう、以下に紹介する暗黙のマナーやルールに目を通しておきましょう。

マウント行為は避ける

マウント行為とは、相手より自分のほうが上であると主張するかのような発言や振る舞いを指します。たとえば、ネイルに1万円もかかったといった投稿に対して自分は3万円もかかったと自慢する、豪華に仕上げたネイルを見せびらかすといった行為が該当します。

このような行為をすると、マウントされた側は不快な気持ちになってしまうでしょう。

その人だけでなく、投稿を目にする周りのフォロワーも嫌な気分になってしまいます。

感情的になり、Instagram上でケンカになってしまうかもしれません。

マウント行為は、ブロックやフォロー解除の原因にもなりえます。

マウント行為をした相手だけでなく、その人と仲がよかった人たちからも、ブロックやフォロー解除されてしまう可能性があるため、注意が必要です。

個人情報を記載しない

InstagramのようなSNSでは、気軽にさまざまな情報を発信できます。それが魅力であるのは事実ですが、個人情報の発信はやめたほうがよいでしょう。

住所や連絡先などの個人の特定につながる情報を発信してしまうと、さまざまなリスクが発生します。たとえば、住所を特定されてストーカー行為をされてしまうかもしれません。無言電話がかかってくる、自宅の近くで不審な人に待ち伏せされる、といった被害に遭う可能性もあります。

自分自身を危険に晒してしまうため、個人を特定できる情報の発信は控えましょう。万が一リポストされてしまうと、大勢のユーザーに個人情報を知られてしまいます。フォロワーが少なくても情報が拡散してしまうおそれがあるため、注意してください。

住所や連絡先などを直接投稿しなくても、写真に写り込む可能性もあります。併せて注意が必要です。たとえば、写真に宅配便の伝票や封書、手紙などが写り込んでいると、個人を特定されてしまうおそれがあります。投稿前には、写真にそのような情報が写り込んでいないか、きちんとチェックしましょう。

特に、下記のインフルエンサーマーケティングに見られるトラブルが発生した際には、公開したい気持ちはあるでしょうが、ぐれぐれも「こんなトラブルがあった」ぐらいにとどめておき、個人情報を公開しないように気を付けましょう。

ステマ投稿は避ける

ステマとは、ステルスマーケティングの略です。宣伝であることを隠してプロモーションを行う手法です。

企業から勧められるより、身近な一般消費者から勧められたほうが人は安心します。そのような心理をついて行われるのがステマです。

このようなステマは消費者を騙す行為であるため、炎上するリスクがあります。たくさんのフォロワーがいても、炎上をきっかけに去ってしまうかもしれません。仲がよかった友人からもブロックされる、といったことも起こりえます。

それだけに留まらず、伝え方によっては景品表示法や軽犯罪法などに違反してしまうおそれもあります。違法行為となり、ペナルティを受けるおそれがあるため、注意が必要です。

基本的にステマ投稿はリスクが高いため、しないに越したことはありません。炎上や違法になるリスクだけでなく、周りからの信頼も失ってしまいます。

ステマ行為にならないためには、下記の関連記事「インスタにおけるステマとは？ステマを行うリスクや勘違いされない発信方法を紹介」をぜひご一読ください。

プロフィールを充実化する

Instagramを利用している方の中には、プロフィールをほとんど書いていない方もいます。本人の自由ではあるのですが、これでは他のユーザーはあなたがどのような人なのかわかりません。

プロフィールが充実していないと、捨て垢と認識される可能性もあります。また、怪しいと思われてしまうとフォロワーも増えません。フォロワーを増やしたいと考えているのなら、プロフィールはしっかりと充実させたほうがよいでしょう。

何を書けばよいのかわからないのなら、とりあえず趣味や自己紹介で問題ありません。ほかのユーザーがアクセスしたとき、どのような人物なのか判断できればよいのです。どのような仕事をしているのか、好きなファッション、コスメ、アーティストなどを書くのも良いでしょう。

特に、プロフィールを充実させることは、インスタグラムのマナーのみならず、フォロワーを増やすためにも重要なので、詳しくは「フォローしないでインスタのフォロワーを自力で増やす13の方法！今から一般人でもできる簡単な具体策」、「Instagram(インスタグラム)のアルゴリズムを活用したフォロワー数を増やす16の方法・コツ」をご参考ください。

また、プロフィールに個人情報を掲載するのは避けたほうが良いです。どこの誰なのか、特定につながるような情報は控えましょう。ただし、インスタグラムで収益化するために、掲載が必要する場合は、この限りではありません。

「一般人でもインスタで収益化するやり方！インスタアカウントで収入を稼ぐ(マネタイズ)3つの方法と成功させるためのコツ」でも詳しく説明していますし、「インスタグラマーの収入と仕組みは？ フォロワーが少ない一般人てもなれる方法を公開！」もぜひご一読ください。

知り合いはフォロバする

知り合いからフォローされたときは、フォロバするのが暗黙のマナーです。フォロバしないと、相手に「嫌われている」「避けられている」と思わせてしまう可能性があります。

それほど多くはありませんが、フォロバをしないことでトラブルに発展してしまうケースもあるため、注意が必要です。フォロバされなかったことで、「無視されている」「バカにされている」と感じる人が少数ではありますが存在します。

トラブルを避けるためにも、友人や知り合いからフォローされたときは、できるだけフォロバしましょう。相手をフォローしたあと、返信やお礼のメッセージを送ると喜んでもらえるかもしれません。

では、嫌いな相手や苦手な知り合いからフォローされたときは、いったいどうすればよいのでしょうか。もしその人と今後関わり合いたくないのなら、フォロバする必要はないでしょう。

ただ、関わり合いたくはないものの職場などで必然的に関わりが生じる人に対しては、フォロバしたほうがトラブルの発生を避けられます。

有名人は無言フォロー可

InstagramやTwitterなどのSNSでは、フォローするときにリプやメッセージを送るのが暗黙のマナーです。「フォローさせていただきます、仲良くしてください」など、フォローの前後に伝えます。

有名人に関しては、基本的に無言フォローで問題ありません。むしろ、無言フォローでないと迷惑になってしまうおそれがあります。

スポーツ選手や芸能人などは、一般ユーザーよりも多くのフォロワーを抱えているケースがほとんどです。そのため、フォローの際にわざわざメッセージを送ってしまうと、かえって迷惑になってしまいます。

一般ユーザーであれば有名人と接点もないと考えられるため、一言伝えなかったことでトラブルに発展する可能性はほぼありません。

インスタのフォローのマナーのまとめ

以上の見たように、インスタのフォローのマナーとしては、

知り合いはフォロバをする

有名人は無言フォローでもOK

有名人以外の知らない人は一言断ってからフォロー

などが挙げられます。

うざいと思われないために適切な投稿頻度を維持する

Instagramでは頻繁な投稿が許容されていますが、投稿頻度を適切に保つことが大切なマナーとなっています。

あまりに頻繁な投稿はフォロワーから見てスパムと誤解され、逆効果となります。

逆に、投稿が少なすぎるとあなたの存在感が薄れ、あなたの投稿を見逃すフォロワーが増えてしまう可能性もあります。

番外編：インスタの無言フォローはマナー違反？

インスタではフォローに対するルールを設けていないので、

暗黙のルールとして「インスタの無言フォローはマナー違反」かどうかを知っておきましょう。

有名人に対する無言フォローはマナー違反ではありませんので、気にすることはありません。

一方で、知り合いに対する無言フォローは、お互いの関係性によります。

よく知っている人であれば、無言フォローでも問題ありませんが、

やや距離がある人は、たとえ知り合いでも無言フォローはやめた方が良いでしょう。

また、全く知らない人への無言フォローは、相手が有名人でなければ、マナー違反になる可能性は高いでしょう。

誹謗中傷になる投稿をしない

SNSでの誹謗中傷は、現在社会問題にもなっています。Instagramをはじめとした多くのSNSでは、誹謗中傷の投稿を禁止しているのでガイドライン違反になってしまいます。誹謗中傷の投稿をしつこくしていると、最悪の場合アカウントを凍結されるおそれがあることを覚えておきましょう。

またこのような投稿は、見ている人も不快な気持ちになってしまいます。フォロワーが離れていき、友人や知人からも見放されてしまうかもしれません。誹謗中傷は誰も幸せにしないので、するべきではないのです。

ハンドルネームでSNSを利用している人の中には、身元を特定されないからという理由で誹謗中傷を繰り返している人もいます。しかし、誹謗中傷した相手がしかるべき手続きをすれば、特定されてしまいます。さらに名誉棄損で訴えられる、慰謝料を請求される、といった可能性も考えられるため注意が必要です。

写真や動画の著作権を尊重する

インスタグラムで写真や動画を投稿・共有する際は、著作権を尊重することが大切です。

自分が撮影した写真や動画でない場合、著作権者の許可を得るか、クレジット表記をすることがマナーとなります。

著作権を無視した投稿は、著作権者の権利を侵害するだけでなく、他のユーザーに対しても不快感を与える可能性があります。

また、著作権侵害が発覚した場合、投稿が削除されるだけでなく、アカウントが凍結されるリスクもあります。

インターネット上にある写真や動画は、必ずしも自由に使えるわけではありません。

著作権フリーの素材を利用する場合でも、利用規約に従って正しく使用しましょう。

また、他人の作品を引用する際には、適切な引用表記を行うことが重要です。

シェアやリポストのマナー：クレジット表記と許可の取得

Instagramでは他人の投稿をシェアやリポストすることがありますが、その際には必ず投稿者へのクレジット表記を行い、できれば許可を得るようにしましょう。

投稿者が著作権を持っているため、無断で転載やシェアを行うとトラブルになる可能性があります。

また、投稿者のプライバシーを尊重し、承諾が得られない場合はシェアやリポストを避けるようにしましょう。

コメントのマナー：適切な言葉遣いと他人への敬意

Instagramではコメントを通じて他のユーザーと交流することができますので、コメントを書く際には適切な言葉遣いと他人への敬意を忘れずに行いましょう。

他人の投稿に対して否定的な意見や攻撃的な言葉を使わないように心掛けましょう。

また、他のユーザーと議論が発生した場合も、冷静に対応し、相手の意見を尊重することが大切です。

タグ付けのマナーとルール：事前に確認をすること

フォロワーが一緒に写っている写真を投稿するときは、インスタのタグ付けマナーとして、必ず事前にタグ付けができるかどうかを確認しましょう。

タグ付けすると、写真に写っているのが誰なのかがわかり、投稿を見たユーザーがその人のアカウントにアクセスできるからです。

タグ付けされた人にとってはフォロワーが増えるチャンスである反面、知らない人からもアクセスされるために不安を感じるケースも少なくありません。ひっそりとSNSを利用したい、あまり知らない人とは関わりたくない、といった人も中にはいるでしょう。

そのため、タグ付けするときは事前に確認をとるのが暗黙のマナーです。上述したような人を勝手にタグ付けしてしまうと、トラブルに発展するおそれがあります。関係性が悪化する原因にもなりうるため、必ず確認をしましょう。

ハッシュタグを適切に使う

ハッシュタグは、ハッシュマークを先頭につけたキーワードです。ハッシュタグを使うと、フォロワーは投稿のテーマをひと目で把握できます。

また、ハッシュタグを活用すれば、そのテーマに興味がある人とのつながりを増やせます。同じハッシュタグで投稿している人もすぐに見つけられるため、気の合う仲間を見つけられるのです。同じ趣味をもつフォロワーをたくさん増やしたいといった方は、積極的にハッシュタグを利用しましょう。

ハッシュタグはたしかに便利ですが、注意点があります。一度の投稿で、あまりにもたくさんのハッシュタグを使うのは、控えたほうがよいでしょう。

ハッシュタグをたくさん並べすぎてしまうと、主要なテーマがわからなくなってしまいます。また、同じようなキーワードがいくつも並ぶことになるため、見にくくなるデメリットもあります。

また、「目立とうとしている」「承認欲求が高すぎる」と思われてしまう可能性もあるため、並べるにしても5つ程度がよいでしょう。追加したいハッシュタグがたくさんある場合には、投稿を複数回にわけるのもひとつの手です。

ハッシュタグにつきましては、「インスタのハッシュタグの付け方」、「インスタのハッシュタグ検索ツール5選｜検索方法や選び方も紹介」、「インスタのハッシュタグの数は何個が最適？」などの参考記事をご一読ください。

ストーリーは嫌われないために親しい友達機能を使い分ける

Instagramの親しい友達機能とは、投稿を限定公開できる機能です。

ストーリーを親しいフォロワーに絞って公開できる機能なので、内容によって使い分けるとよいでしょう。

仲のよいグループだけに公開したい投稿などは、親しい友達機能の利用がおすすめです。

あまり仲がよくない人には知られたくない、職場の人には見られたくない、といった場合に活用できます。

インスタのストーリーが嫌われるのは、親しい友達機能が活用されていない場合ですので、

必ず活用しましょう。

なお、この機能を利用するのなら、あらかじめリストを作成しなくてはなりません。

限定公開したい相手のリストを事前に作成することで、公開範囲を限定できます。

なお、リストに追加したアカウントは、あとから自由に削除できます。

インスタのメッセージにマナーのルールはある？

スパムメッセージでなければ、これといったメッセージのルールはありませんので、

そこまで気にすることはありませんが、

初回のメッセージにおいて、自己紹介も兼ねて挨拶をきちんとするなど、

最低限のマナーは守りましょう。

Instagramを快適に利用するための注意点

Instagramを快適に使うため、いくつかの注意点を覚えておきましょう。まずInstagramには、プロフィールの公開・非公開設定なる機能があることをご存じでしょうか。

公開に設定すると、プロフィールはすべてのユーザーに表示されます。世界中のユーザーが、あなたのプロフィールを閲覧できる状態です。非公開にすると、フォロワーのみにプロフィールが公開されます。

知らない人や接点のない人に自身のプロフィールを閲覧されたくない、といった方は非公開にしておくと安心です。ただ、どのような人なのかわからないため、フォロワーが増えにくくなるかもしれません。公開にしておくとフォロワーは増えやすいものの、まったく知らない人からもフォローされるため注意が必要です。

また、Instagramにはスマートフォンの電話帳とリンクさせる機能があります。電話帳とリンクさせると、登録してあるユーザーが「知り合いかも？」に表示されてしまいます。

リンクにより電話帳に登録している知人や友人に、アカウントを発見される可能性があるため注意が必要です。友人や知人、職場の同僚などに知られたくないのなら、リンク機能をキャンセルしておきましょう。

アカウント開設時に電話帳とリンクさせるかどうか設定できるので、キャンセルを選んでください。これで電話帳とリンクしないため、友人や知人から探される心配もありません。

ここまでInstagramにおける暗黙のマナー・ルールについて解説しましたが、ストレスなく快適な利用ができるよう、これらのマナーやルールを頭の片隅にいれておきましょう。

Instagramのマナーと暗黙のルールまとめ

Instagramには、暗黙のマナーやルールがあるものの、絶対に守らないといけないわけではありません。

ただ、守ったほうが快適な利用につながるケースが多いので、本記事でお伝えした内容を頭の片隅に入れておきましょう。

暗黙のマナーやルールを守って利用すれば、素敵なフォロワーとたくさん出会えるかもしれません。

インスタのマナーの関連記事

インスタグラムは非常に人気のあるSNSプラットフォームであり、その活用方法は無数に存在します。

しかし、まず重要なことは、インスタグラムでの適切なマナーと行動を理解し、遵守することです。

それにより、より多くのユーザーから信頼を得ることができます。

インスタグラムの使用法やマナーについての詳細を知りたい場合、次の記事が非常に役立つでしょう。

「【永久保存版】一般人がインスタでフォロワーを増やす13の方法！今からできる具体策」では、一般人がフォロワーを増やすための具体的な方法を学ぶことができます。

フォロワー数を増やすだけでなく、Instagramのアルゴリズムを理解して活用することで、さらに効果的にコミュニケーションを行うことができます。「Instagram(インスタグラム)のアルゴリズムを活用したフォロワー数を増やす16の方法・コツ」を参照してみてください。

そして、多くの人々がSNSを使用する目的は、情報を共有し、コミュニティを形成することだけでなく、収益化することも大きな目的の一つです。「一般人でもインスタで収益化するやり方！インスタアカウントで収入を稼ぐ（マネタイズ）3つの方法と成功させるためのコツ」は、そのための有用なリソースとなります。

また、インスタグラムだけでなく、他のSNSプラットフォームを効果的に活用することも重要です。例えば、「Twitterの収益化のやり方を初心者向けに徹底解説！どのくらい稼げるの？サブスクリプションも説明」や「一般人でもTiktokで収益化するやり方！収益化の基準に満たさなくてもで収入を稼ぐ(マネタイズ)方法と成功させるためのコツ」は、その他のプラットフォームの効果的な利用法を学ぶための良い記事となります。

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