インスタのハッシュタグの数は何個が最適?選び方や検索方法も紹介
- インスタでハッシュタグを付ける意味
- インスタにおけるハッシュタグのルール
- ハッシュタグの最適な数
- インスタにおける効果的なハッシュタグの選び方
- ミドルワード、スモールワードからも選ぶ
- タグ検索から人気のハッシュタグを探す
- ハッシュタグを効果的に活用する方法
- ユーザーコミュニケーションの手段として使う
- キャペーンやPRでハッシュタグを使う
- ハッシュタグを上手く活用した企業の事例
- 全日本空輸株式会社(ANA)
- 資生堂×ことりっぷ
- ハッシュタグの検索数を調べる方法
- ハッシュタグについてもっと知りたい場合は?
- インスタのハッシュタグの数は何個が最適?選び方のまとめ
インスタのハッシュタグの数は何個が最適?選び方や検索方法も紹介
インスタグラムの投稿をする際に、キャプションに打ち込むハッシュタグ。「果たして何個付けるのが正解だろう」と思ったことがある方も多いのではないでしょうか。 今回は、ハッシュタグはいくつ付けるのが最適なのか、について解説。ハッシュタグの重要性や、付ける際のルールをおさらいしながら、付け方のポイントにも触れていきます。 なお、この記事では、インスタにおいて具体的なハッシュタグの選定戦略について説明しています。別途、インスタにおけるハッシュタグの付け方やインスタにおけるハッシュタグの検索方法とより効率的にハッシュタグを検索するツールを紹介している記事もあるので、併せてご参考されると良いでしょう。
インスタでハッシュタグを付ける意味
多くのSNSと同様に、Instagramでも、投稿のキャプションにハッシュタグを付けることができます。
ハッシュタグとは、「#」から始まるラベルのようなもの。「#」のあとの文言は自由に設定できます。Instagramを運用するうえで、このハッシュタグは極めて重要な存在です。なぜなら、Instagram内での検索は、ハッシュタグ検索がメインだからです。そのため、「フォロワー以外の人に投稿を表示させる」には、ハッシュタグの活用が必要不可欠です。
2021年11月からは、Instagram内でもキーワード検索(ハッシュタグを含めた投稿文にあるキーワードでの検索)が可能になっています。今後はキーワードでの戦略も重要視されることが予想されますが、一方でハッシュタグ検索が廃れるとは考えにくいでしょう。そのため、これからもハッシュタグはアカウント運用に欠かせない存在であると言えます。
インスタにおけるハッシュタグのルール
インスタグラムのハッシュタグには以下のようなルールが存在します。
- 付与可能な投稿は、フィード投稿(最大30個まで)とストーリーズ(最大10個まで)など
- 文頭は必ず半角シャープ(#)
- 1つのハッシュタグで、文章と文章の間にスペースを入れてしまうとハッシュタグとして認識されない
- 使用できる文字は「日本語」「英数字」のみ。特殊記号は使えない
ハッシュタグの数ですが、それぞれ30個、10個以上を付けることができます。しかし、フィード投稿の場合、30個以上のハッシュタグを付けてしまうとコメントができなくなります。また、ストーリーズでは、10個のハッシュタグは有効ですが、それ以上のハッシュタグは付けても無効となるので、付ける意味がないことを覚えておきましょう。
また、ハッシュタグを付ける際、毎回同じ内容をコピペするのは避けましょう。毎回同じハッシュタグを使い回していると、スパム認定されて運営側からシャドウバン(アカウントがミュート状態になる)される可能性が高くなります。新規のフォロワーを望めなくなるので、投稿毎にハッシュタグにも変化を加えるようにしましょう。
「だけど、知っているハッシュタグは使い果たしたので、どのように新しいハッシュタグを発見できるのか」と悩んでいる方は、下記、インスタにおけるハッシュタグの検索方法とより効率的にハッシュタグを検索するツールを紹介している記事をぜひご参考ください。
ハッシュタグの最適な数
Instagramがクリエイター向けに「インスタ活用のヒント」を提供しているアカウント「@creators」の2021年9月末の投稿では、ハッシュタグ数は3~5個にするよう推奨しています。また、同投稿では「10~20個のハッシュタグを付けても拡散に期待は持てない」としており、あまり多くのハッシュタグを付けてもフォローやいいねが増加することはないと示唆しています。
「ハッシュタグはいくつが最適か問題」に対して、インターネット上には「11個が最適」「15個がベスト」といった情報が飛び交っていますが、ハッシュタグの最適な数は公式が発表している3~5個が今後しばらくの定番となるでしょう。
インスタにおける効果的なハッシュタグの選び方
複数個のハッシュタグを投稿に記載する場合は、選び方が重要になります。抑えておきたいポイントは以下のとおりです。
- 投稿に関連性のあるハッシュタグを選ぶ
- ミドルワード、スモールワードからも選ぶ
- タグ検索から人気のハッシュタグを探す
投稿に関連のあるハッシュタグで、人気が高いもの、少し人気があるもの、あまり人気がないものをバランス良く付けるように意識すると良いでしょう。順次に説明していきます。
投稿に関連性のあるハッシュタグを選ぶ
ハッシュタグは投稿内容と関連性が高いものを選ぶのが鉄則です。
ユーザーは自分の知りたい情報を得るためにハッシュタグ検索を行います。そこに関連性の低い内容の投稿がでてきても、「いいね」や「コメント」は貰えないでしょう。こうしたアクションが生まれないということは、アカウントの評価が下がることを意味します。
アカウントの評価が低いと、検索結果の上位には表示されないため、ユーザーに見つけてもらいにくくなる、という悪循環が発生します。「インスタグラムでマネタイズしたい」「インフルエンサーになりたい」という目標が遠のいてしまうので、ハッシュタグは投稿の内容と関連性の高いワードを選ぶようにしましょう。
本題とズレてしまいますので、ここでは割愛しますが、「インスタグラムでマネタイズする方法」と「インフルエンサーになる方法」につきましては、下記の関連記事をご参考ください。
ミドルワード、スモールワードからも選ぶ
ハッシュタグはそのボリュームの規模感から以下のように分けられます。
- ビッグワード:投稿件数10万件以上
- ミドルワード:投稿件数1~10万件
- スモールワード:投稿件数1万件以下
「投稿件数が多い」ということは、「ユーザーニーズが高い」ということを意味しています。そのため、ビッグワードで検索上位に表示されれば、それだけリーチするユーザーが見込めるということ。ただし、投稿数の母数が多いため、上位に表示させるのは至難の業です。ビッグワードのみでハッシュタグを構成してしまうと、箸にも棒にもかからない結果になりかねません。
対して、ミドルワードやスモールワードであれば、上位に表示される可能性は、ビッグワードよりも高くなります。そのため、ハッシュタグの選定は、ミドルワード、スモールワードからもピックアップしましょう。また、ボリュームが下がれば下がるほど、求める情報が明確であるため、確度の高いユーザーとの接点を持つことができます。
インスタでは最大30個のハッシュタグをつけられるので、マックス30個のハッシュタグを付ける場合は、それぞれ10個ずつ付ければ問題ありません。 しかし、先ほども説明した通り、インスタでは、ハッシュタグ数を3~5個にするよう推奨しているので、2つずつが最適でしょう。そうすることにより、「ハッシュタグを使い果たした」という悩みも自ずと解消されます。
タグ検索から人気のハッシュタグを探す
投稿に付けようと思っているタグがある場合は、一度タグ検索で検索してみましょう。タグ検索を行うと、入力したワードをはじめ、関連するワードの一覧が、投稿ボリュームとともに表示されます。その結果をもとに、人気の高いハッシュタグを探すのもありでしょう。
- インスタ画面の下方にある虫眼鏡マークをタップ
- 検索窓の下にあるカテゴリーで、「タグ」をタップ
- ハッシュタグ候補のワードを入力
- 表示された一覧から、ハッシュタグを選ぶ
ハッシュタグの検索方法とより効率的にハッシュタグを検索するツールを紹介している下記の参考記事をぜひご一読ください。
ハッシュタグを効果的に活用する方法
ハッシュタグは、下記のような使い方をすれば企業に大きな利益をもたらしてくれます。また、企業に限らず、インフルエンサーとして活動しているインスタグラマーも、下記のような使い方を意識すれば、フォロワー数の増加、エンゲージメント率(いいね率)の向上、ひいては企業PR案件が増える結果、収入が増えるというメリットを享受できます。
- ユーザーコミュニケーションの手段として使う
- キャンペーンやPRでハッシュタグを使う
いずれにしてもハッシュタグは、ユーザーとの接点を創出してくれます。上手く活用できれば多くのユーザーとの接点を持てるようになり、多くのファンを作るきっかけとなります。
ユーザーコミュニケーションの手段として使う
たとえば企業名でタグ検索して、表示されたユーザーの投稿に「いいね」を押す、といったようにユーザーとのコミュニケーションツールとしてもハッシュタグは活用できます。企業側からのリアクションがあるとは思っていないユーザーからすれば、このアクションはとても嬉しいこと。これまで以上にファンとなってくれることに期待が持てるでしょう。
同じく、企業のみならず、インスタグラマーの方も、同様にユーザーコミュニケーションの手段として使うと、当然にファンも増えて行きます。
キャペーンやPRでハッシュタグを使う
自社独自のハッシュタグを作成して、ユーザーにハッシュタグを付けた投稿を促し、投稿してくれたユーザーの中から抽選者を選定するハッシュタグキャンペーンを行うのも、効果的な活用方法の一つです。また、ブランドアンバサダーとしてインスタグラマーを起用すれば、ファンがインスタグラマーの名前でタグ検索した際に、自社商品やサービスが目につきやすくなるでしょう。
これらを行うと、ユーザーが自発的にハッシュタグを付けた投稿をしやすいのが特徴で、自社PRができる投稿を自動的に、そして大量に生成できるのが最大の魅力です。
ハッシュタグを上手く活用した企業の事例
ハッシュタグを活用して成功を収めた企業の事例を紹介します。どういった企画を行えば、効果を得やすいのかの参考にしてみましょう。
全日本空輸株式会社(ANA)
投稿数に比例して当選者も増える、という面白いキャンペーンを実施。参加方法は指定のハッシュタグを付けて投稿するだけ。最終的に投稿数は4,000以上にものぼり、当選者数は2組4名から5組10名に増えた。
資生堂×ことりっぷ
旅コスメとして資生堂商品と、オリジナルのハッシュタグを付けて投稿することを条件とした同キャンペーン。多くのユーザーが参加したことにより、大量にPR投稿を自動生成できた。
ハッシュタグの検索数を調べる方法
ハッシュタグを効果的に活用するためには、ハッシュタグの検索数も重要な指標になります。ハッシュタグの検索数は、タグ検索でも調べられますが、外部ツールを使用することで1つ1つ調べる手間が省けます。詳細は「インスタのハッシュタグ検索ツール5選|検索方法や選び方も紹介」に記載しているので、こちらもぜひ参考にしてみてください。
ハッシュタグについてもっと知りたい場合は?
この記事では、ハッシュタグの数や選び方について解説していますが、最新のインスタのハッシュタグトレンドや2023年速報については、「2022年最新】インスタのハッシュタグトレンドと2023年速報|人気タグの調べ方とジャンル別ランキング」をご覧ください。
また、「インスタのハッシュタグ検索ツール5選|検索方法や選び方も紹介」でハッシュタグ検索ツールを確認できます。
さらに、ハッシュタグのフォロー方法については、「インスタのハッシュタグフォロー方法|見方や確認方法、注意点を紹介」を参照してください。
インスタのハッシュタグの数は何個が最適?選び方のまとめ
公式のアカウントによると、ハッシュタグの最適数は3~5です。しかし、拡散性が低いと言われているインスタグラムで重要なのは数よりも投稿との関連性や、ハッシュタグをどう活用するかです。活用のアイディア次第で、一気にフォロワーが増加することも見込めるでしょう。
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