最近では、テレビに出演しているインスタグラマーやティックトッカーのように、SNSで脚光を浴びているタレントが多くなってきています。中には、一般の学生が、フォロワー数1万人超えなんてこともありますよね。

その状況を見て、「自分もインスタグラマーになれたらいいなあ…」と考えている学生もいるのではないでしょうか。実際に、学生の時間はインスタグラマーになれるチャンスでもあります。今回の記事では、一般の学生がフォロワーを増やして、インスタグラマーになりやすい理由とメリット、フォロワーを増やすための方法を解説していきます。

学生がインスタグラマーになりやすい理由

高校生や大学生などの学生時代に、社会人よりもインスタグラマーになりやすい理由として、以下の3つが挙げられます。

• 時間と自由という最大のリソースがある
• Instagramユーザーの多くが同世代
• 流行に敏感である

時間と自由という最大のリソースがある

学生は勉強や課外活動の傍らで、時間と自由という最大のリソースが存在します。例えば、社会人になったら長期間の休暇を取って、旅行に行くことは難しくなります。また、友達とゆっくりとランチをしたり、フットワーク軽くアクティビティを楽しんだりすることも難しいでしょう。

学生のうちは、いい意味で時間の使い方が自由です。自由な時間を、InstagramなどのSNS運用に充てれば、インスタグラマーになれる確率は高くなります。

Instagramユーザーの多くが同世代

Instagramのユーザーは、10代と20代が中心です。実際に、総務省が発表した「令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書概要」によれば、Instagramの利用率が10代では69.0％、20代では68.1％を示しており、全世代の中でも高い利用率となっています。

Instagramのいいね！やフォローは、アカウントを運用するユーザーからの情報発信に対して、共感したり、勉強になったりした場合に生まれるものです。利用率が高い同世代への発信は、効果的にフォロワーを獲得できるというメリットがあると考えられるでしょう。

流行に敏感である

学生は、テレビやYouTubeのほかにも様々なSNSに触れており、流行に敏感な世代であることが特徴です。流行に乗った投稿内容は、多くの人が共感するため拡散されやすく、インスタグラマーに近づきやすいと言えます。

特に、現在の高校生や大学生の年代は、「デジタルネイティブ世代」と言われ、生まれたときからすでに、スマートフォンやインターネットが普及していたため、情報収集の能力にたけています。「今の流行り」を敏感にキャッチして、インスタグラマーになれる可能性は高い年代です。

学生におすすめのフォロワーを増やす方法

学生がインスタグラマーを目指すうえで、大切になってくるのがフォロワー数です。ここからは、フォロワー数を増やすための、以下のおすすめの方法を紹介します。

• 効果的なハッシュタグの使い方を意識する
• 他のSNSとの相乗効果を狙う
• 投稿の頻度を増やす
• 友達や知り合いからのフォロワーを獲得する

効果的なハッシュタグの使い方を意識する

フィード投稿やストーリーにつける、ハッシュタグの使い方を工夫しましょう。フォロワーを増やすための第一歩として、まずは自分の投稿を見てもらう必要があります。

しかし、ハッシュタグを多くつけすぎてしまうと、フォロワーから苦手意識を持たれてしまう傾向があります。投稿内容にあったハッシュタグを、10個程度付け加えて投稿の閲覧数を増やしましょう。

他のSNSとの相乗効果を狙う

インスタグラマーになるためには、他のSNSとの相互運用が効果的です。ティックトックやYouTubeなど投稿やプロフィール欄に、Instagramのプロフィール欄へのリンクを挿入することで、あなたのアカウントの存在を知ってくれる人が増えるでしょう。

ただし、メディアごとにプロフィール欄に乗せることができるリンク数が限られている場合があります。実際に、Instagramではプロフィールに記載できるリンク数は1つです。そのようなときには、以下のようなサービスを使って、複数のメディアを一つのリンクにまとめて記載することをおすすめします。

Linktree（リンクツリー）:Linktreeは、無料で始められるのが特徴的な、リンクまとめサービスです。
LinkCore（リンクコア）: LinkCoreは映像配信に強いという特徴を持つ、リンクまとめサービスです。歌唱力や演奏能力を配信して、Instagramで評価されたいという場合に最適です。

投稿の頻度を増やす

投稿の頻度を増やすことで、多くのユーザーにあなたのアカウントや投稿の魅力を知ってもらう機会を増やしましょう。しかし、あまりにも多い投稿数は、ユーザーの負担になってしまう可能性もあります。

一般的に、最適とされている投稿回数は、1日2~3回です。旅行などで投稿数が多くなってしまう場合は、リールやストーリーを使って最適な投稿数を目指しましょう。

友達や知り合いからのフォロワーを獲得する

先述の通り、10代20代のInstagramの利用率は、世代全体の70％近くを占めています。学校や部活動などの横と縦のつながりは、社会人になってからはなかなか手に入れられない環境です。

クラス替えや進学などのイベントを通して、友達や知り合いにフォロワーを広げてもらうことで、一気にフォロワーが増える可能性は高いでしょう。

フォロワーを増やしたい方は、「フォローしないでインスタのフォロワーを自力で増やす方法！一般人でも実践できる3つのポイント」をご一読ください。

学生がインスタグラマーになるメリット

学生がインスタグラマーになることのメリットは、主に以下の5つです。

• 友達が増える
• 営業やマーケティングの学習ができる
• マネタイズができる
• ファンが増える
• 芸能界に進出する可能性が開ける

友達が増える

高校生や大学生のときに、インスタグラマーになることによって、学校内外で注目度は高くなります。例えば、他校の友達ができるように、普段出会えない人とも広くつながりを持てる可能性が高まります。学生のうちに出会う友達や人脈の広がりは、後の人生でも大きな資産となるでしょう。

営業やマーケティングの学習ができる

Instagramを運用することで、「どのような情報が知りたいのかな？」「どの投稿で閲覧数が伸びていくのかな？」というように、ユーザー目線で考えるスキルが身につき、マーケティングの勉強になります。ベンチャー企業の中には、実際の就活の選考項目にInstagramのアカウントを取り入れている事例があります。

Instagramの運用スキルは、社会人になって求められるスキルとリンクしていることが多いです。インスタ運用を楽しみながら、社会に認められる営業やマーケティングの学習ができるのは大きなメリットです。

マネタイズができる

Instagramの運用をすることで、「マネタイズ」することができます。マネタイズとは、事業の収益化のことを意味し、簡単に言うとお金稼ぎができるということです。

多くのユーザーにとって、マネタイズはインスタ運用を行う最も大きな目的ではないでしょうか。マネタイズの例として、以下のような活動が挙げられます。

• ECサイトの運用
• 企業PR案件を受ける
• アフィリエイト
• 運用代行・コンサルティング
• 写真販売
• 投げ銭報酬

仕事を受ける方法としては、インフルエンサーマッチングサイトに登録して仕事を得ている方や、直接企業からのDMによって仕事を得ている方がいらっしゃいます。インスタ運用によって収益を上げたい方は、是非参考にしてみてください。

ファンが増える

Instagramのフォロワーの中には、投稿内容に興味をもってアカウントを運用している方を、応援したいと考える方も現れるでしょう。ファンが付くことでプレゼントをもらったり、連絡が届いたりすることもあります。多くのフォロワーに支えてもらっているという感覚は、毎日の投稿を頑張りきる活力になることでしょう。

芸能界に進出する可能性が開ける

Instagramの運用に成功して、有名なインフルエンサーになると、芸能界に進出する可能性も開けてきます。実際に、学生時代にインスタグラマーとして注目を浴びて、芸能界入りした山之内すずさんを紹介します。

山之内すずさんは、「ティーンのカリスマ」として、テレビ番組やCMをはじめ多くのメディアで芸能活動をしています。彼女の芸能界入りのきっかけは、Instagramに投稿したサロンモデルの写真でした。彼女は、今やSNS時代を代表するタレントとなっていますが、SNS運用によって芸能界入りするチャンスは、すべての学生にあるのです。

まとめ： 学生の武器を生かして戦略的にインスタ運用を

高校生や大学生には、社会人にはない時間と自由があります。自由な時間を使って、戦略的にInstagramの運用をすることで、学生のうちから大きな注目を浴びたり、大きく稼ぐことができたりする可能性も十分に考えられます。

また、たとえ運用がうまくいかなくても、その経験が就職活動や社会人経験に生きることがあります。まずは、学生にしかない武器を把握して、勇気をもってインスタ運用を始めてみてください。