【2021年最新】チャンネル登録者数が多いYouTuber!登録者数を増やすコツとは?
- YouTube登録者数の確認方法
- YouTube登録者数を増やすコツ
- ニーズのあるジャンルを選択する
- 動画検索やYouTube内検索で需要のある動画を作る
- 質の高さを優先した動画を作る
- 目を惹くサムネイルを設定する
- 他のYouTuberとコラボする
- 定期的に動画を投稿する
- 視聴者と積極的にコミュニケーションを図る
- 動画データの分析おこなう
- ジャンル別!登録者数が多いYouTuber
- エンタメ系YouTuber
- HikakinTV
- はじめしゃちょー(hajime)
- Junya.じゅんや
- 芸能人YouTuber
- ジャにのちゃんねる
- エガちゃんねる EGA-CHANNEL
- カジサック KAJISAC
- キッズYouTuber
- せんももあいしーCh Sen, Momo, Ai & Shii
- タキロン Takilong Kids’Toys
- はねまりチャンネル・HANEMARI Channel
- アスリート系YouTuber
- 朝倉未来 Mikuru Asakura
- KAI Channel / 朝倉海
- 那須川天心チャンネル
- カップル系YouTuber
- しばなんチャンネル
- ヴァンゆんチャンネル【VAMYUN】
- なこなこチャンネル
- VTuber(バーチャルYouTuber)
- A.I.Channel
- Pekora Ch. 兎田ぺこら
- Korone Ch. 戌神ころね
- 美容・フィットネス系YouTuber
- Marina Takewaki
- Hinata Kato /ひなちゃんねる
- まあたそ
- アウトドア系YouTuber
- 釣りよかでしょう。
- ハイサイ探偵団
- ヒロシちゃんねる
- エンタメ系YouTuber
- チャンネル登録数が多いYouTuberついてまとめ
【2021年最新】チャンネル登録者数が多いYouTuber!登録者数を増やすコツとは?
世界最大級の動画共有サイト「YouTube」は、テレビを始めとするマスメディアを凌駕するほど大きな媒体になりました。
収益化プログラムによる広告モデルや、視聴者数の増加による市場拡大にともない、YouTubeで生計を立てる「YouTuber」も大きく増加しています。
しかし、YouTuberのジャンルは芸能系やカップル系、VTuberなど多岐にわたります。
自身のYouTubeチャンネルを運営する際は、ジャンルごとのポイントを押さえた動画制作を意識することが、チャンネル登録者数を増やすために重要です。
本記事では、YouTubeのチャンネル登録者数を増やすコツと、各ジャンルのチャンネル登録者数が多いYouTuberをご紹介します。
さらに、ジャンルごとの特徴や共通点も探っていくので、ぜひ自身のチャンネル登録者数を増やすために活用してみてください。
YouTube登録者数の確認方法
YouTubeのチャンネル登録者数や推移などの情報は、YouTubeで自身のチャンネルを開設していれば、まだ収益化を達成してなくても下記の手順で確認できます。
1.YouTube Studioにログインする
2.左側メニューで「アナリティクス」を選択する
3.右側メニューの「リアルタイム」項目を確認する
4.「現在の数を表示」をクリックする
上記の手順で、現在のチャンネル登録者数や期間ごとの推移を確認できます。
ただし、チャンネル登録者数は必ずしも1人単位で正確な数値が表示されるわけではなく、下記のように登録者数に応じて省略されます。
実際のチャンネル登録者数 | YouTube Studioで表示される最小単位 |
1,000人未満 | 1人 |
1,000~9,999人 | 10人 |
10,000~99,999人 | 100人 |
100,000~999,999人 | 1,000人 |
1,000,000~9,999,999人 | 10,000人 |
10,000,000~99,999,999人 | 100,000人 |
100,000,000~999,999,999人 | 1,000,000人 |
1人単位で正確に表示されるのは、チャンネル登録者数が1,000人未満の場合です。
YouTubeの収益化条件のひとつがチャンネル登録者1,000人以上なので、収益化を達成しているチャンネルでは省略して表示されると考えていいでしょう。
また、10,000は「万」で100,000,000は「億」と表示され、それ以下の桁数は小数点を用いて表示されます。
例えば、チャンネル登録者数が123,456人の場合は「12.3万」で、123,456,789人なら「1.23億」となります。少し分かりづらいので注意が必要です。
チャンネル登録者数は変動したり急減したりすることがあります。しかし、ユーザーによるチャンネル登録者の解除や、チャンネル登録者がアカウントを閉鎖したことなどが理由で、正常な範囲内の変動がほとんどなのでご安心ください。
YouTubeのチャンネル登録者数の推移は、チャンネル運営の方針や施策を決定するために重要な指標となるため、定期的に確認するようにしましょう。
YouTube登録者数を増やすコツ
YouTubeのチャンネル登録者数を増やすためには、ユーザーのニーズを考慮したジャンル選択や動画制作のテクニックが必要です。
特に、チャンネル登録者が多いYouTuberは、動画の量よりも質を高めることに力を入れています。
まずターゲットユーザーを具体的に絞り込んでから、ニーズのある高品質な動画を制作することが大切です。
チャンネル登録者数が増えれば、本章では、YouTubeの登録者数を増やすコツと、意識すべきポイントについて下記8つの観点から詳しく解説します。
- ニーズのあるジャンルを選択する
- 動画検索で需要のある動画を作る
- 質の高さを優先した動画を作る
- 目を惹くサムネイルを設定する
- 他のYouTuberとコラボする
- 定期的に動画を投稿する
- 視聴者との交流を図る
- 動画データを分析するタを分析する
YouTubeの登録者数が増えると、収益化も可能となりますので、詳細は下記の関連記事をご参考ください。
ニーズのあるジャンルを選択する
YouTubeのチャンネル登録者数を増やすために、できるだけニーズがあるジャンルを選択することが重要です。
ニッチなジャンルだと視聴者数が伸びないため、チャンネル登録者数もなかなか増えません。
ニーズのあるジャンルを見極めるために、普段からSNSをチェックしてトレンドを意識したり、YouTubeの人気チャンネルを参考にしたりしてみましょう。
チャンネルのジャンルはひとつに絞り込むことが重要です。たとえニーズがあるジャンルでも、動画の内容がエンタメからアウトドア、アウトドアから美容など頻繁に変わると、ユーザーは混乱して離れてしまいます。
どうしても複数のジャンルで動画を制作したい場合は、「サブチャンネル」という形で別のチャンネルを新たに立ち上げることをおすすめします。
年齢や性別で動画の視聴傾向が大きく変わるため、ターゲット層の明確化も欠かせません。
例えば、「アウトドア好きの30代~40代男性向け」のように、ジャンルと同時に対象ユーザーも絞り込みましょう。
ジャンルとターゲットを設定すると、ニーズのあるユーザーが「このチャンネルを見続けたい」と感じて、チャンネル登録者を獲得しやすくなります。
動画検索やYouTube内検索で需要のある動画を作る
動画を制作するときも、ユーザーニーズを意識してテーマを設定することが重要です。
せっかく人気のあるジャンルを選んだとしても、肝心の動画がマニアックすぎると再生数が伸びません。ニーズがある動画を作れば、より多くのユーザーに見てもらいやすくなります。
どんな動画に需要があるかを調べるために、動画検索の「検索候補」を活用してみましょう。
例えば、アウトドアのチャンネルでテントに関する動画を投稿したいものの、具体的にどのようなテーマにすべきか分からない場合は、下記のように「テント 」と最後スペースを含めて入力してみます。
検索候補を確認すると、テントに関する専門的な知識より、立て方やたたみ方といった基本的なテーマに需要があることが分かります。
ただし、「アウトドア」のような漠然としたものではなく、「テント」のようにある程度はテーマを絞り込んでおく必要があります。
また、最後に「スペース」を入力しないと有力な検索候補が出ないため注意が必要です。
質の高さを優先した動画を作る
量より質を意識した動画制作も、チャンネル登録者をより多く獲得するために重要です。
チャンネル開設当初は、とにかく動画の投稿数を増やすことに注力しがちですが、これではチャンネル登録者数は思うように伸びません。
なぜなら、物量を重視した動画は視聴者に刺さりづらく、「これからも見続けたいチャンネルだ」と思われないからです。
量産された10本の動画よりも、高品質な1本の価値の方が高いです。
ユーザーが見たいと思う高品質な動画であれば、たとえ1か月に数本の投稿でもチャンネル登録者数は大きく伸びます。
短期間で多数のチャンネル登録者数を獲得できたYouTuberの共通点が、「1本目の動画から質が高い」ことです。
特に、最近はYouTube全体の動画の質が向上して競争も激しいため、競合に対抗するためにも動画のクオリティは重要です。
動画の品質には、大きく分けて「内容」と「技術」の2つの要素があります。
「内容」は前述したように、ニーズを反映した需要の高い動画を制作することが重要です。
「技術」は動画の映像面でのクオリティ、つまり画質や編集技術、デザインやエフェクトなどを指します。
内容的にも技術的にもハイクオリティな動画なら、多くのチャンネル登録者を獲得できるはずです。
しかし、初心者が最初からクオリティの高い動画を作るのは困難です。
まずは「PDCAサイクル」を意識して、少しずつ動画を改善していきましょう。PDCAサイクルは「Plan(計画)」「Do(実行)」「Check(評価)」「Action(改善)」の4つを指し、これを順番に繰り返すことで品質の改善を図るというものです。
動画の改善については後ほど改めて解説します。
目を惹くサムネイルを設定する
YouTubeは動画形式のコンテンツということもあり、「サムネイル」を始めとする見た目がとにかく重要です。
サムネイルは縮小画像のことを指し、動画の内容がイメージできるものを1枚だけ設定できます。
サムネイルは下記のように、検索結果の画面でタイトルや概要と一緒に大きく表示されます。
サムネイルは目立つため、多くのユーザーはタイトルや概要ではなく、サムネイルを最初に見る傾向があります。
せっかく動画の内容が素晴らしくても、サムネイルに魅力がなければユーザーを再生へ導けません。
一方で、他の動画よりインパクトのあるサムネイルを設定していると、多くのユーザーの注目を集めやすくなります。
魅力的なサムネイルを作成するコツは、「画像」と「テキスト」のバランスや配置を意識することです。
画像は動画内のインパクトのあるシーンを使用すると、動画の内容がひと目で伝わります。
テキストは文字数を減らしてサイズを大きくし、2色~3色を使い分けるのがおすすめです。
以上の点を意識すれば、1枚のサムネイルで動画の魅力を端的にアピールできるようになります。
他のYouTuberとコラボする
他のYouTuberとのコラボレーションも、チャンネル登録者数を増やす有効な手段です。
チャンネル開設当初は知名度が低く、動画検索でも下位に埋もれてしまうため、再生数がまったく伸びないこともあります。
そこで、それなりに知名度があってジャンルの近いYouTuberとコラボすれば、相手側のチャンネル登録者に自身のチャンネルを知ってもらえます。
ただし、相手のYouTuberにも利益がなるオファーを提示できなければ、コラボは実現しません。
自身とのコラボを有益だと思わせる最も効果的な手段が、相手のチャンネルにはない魅力をアピールすることです。
例えば、特別なスキルや知識があるなど、相手の今後の動画制作に役立つ何かがあれば、コラボも成立しやすくなります。コラボには下記3つのパターンがあります。
- 自分が相手の動画に出演させてもらう
- 自身のチャンネルに相手を出演させる
- それぞれが相互のチャンネルに出演する
3番目の相互出演は、お互いにとってメリットが大きいのでおすすめです。
まずはコラボができそうなYouTuberを探し出して、コンタクトを取ってみましょう。ほとんどのYouTuberは、チャンネルの概要欄にメールアドレスやSNSアカウントを公開しています。
そこからコラボの意思を伝えるメッセージを送信して、返事があれば一緒に企画を練ってプロジェクトを進めましょう。
定期的に動画を投稿する
YouTubeチャンネルは放置せず、定期的な動画投稿を継続しましょう。ほとんどのユーザーは、定期的に動画を視聴できることを望んでいます。
しかし、動画が投稿されていない期間が長ければユーザーは「もう止めたのだろうか」と思い、動画が魅力的でもチャンネル登録を見送るかもしれません。
すでに獲得しているファンから、チャンネル登録を解除されてしまうこともあります。
ベストな更新頻度に関しては諸説あり、最低でも週に1回、1か月あたり10回前後、1か月に数本でも大丈夫などさまざまです。
確実なのは「投稿頻度」と「クオリティ」のバランスが重要だということです。
単純に考えれば、動画の投稿頻度は高い方が多くのユーザーの目に留まりやすくなりますが、前述したようにクオリティが低ければ意味がありません。
無理せずクオリティを維持できる頻度で、動画を投稿することを心掛けてみてください。
1週間に1本投稿する、もしくは毎週土曜日に動画を1本するなど具体的に決めておけば、動画制作のスケジュールを組みやすくなります。
特に、土曜日や日曜日は動画の再生回数の伸びやすい傾向があるため、少ない投稿頻度でチャンネル登録者数を増やしたい場合は休日を狙うのがおすすめです。
視聴者と積極的にコミュニケーションを図る
ユーザーと積極的にコミュニケーションを図るようにすると、チャンネル登録者数が伸びやすくなります。
主要な方法は「コメント」と「SNS」の2つがあり、両者を組み合わせればより大きな効果を得られます。
YouTubeでは、視聴者がコメントを投稿できるようになっています。
ユーザーのコメントを放置するのではなく、積極的に返信することを心掛けましょう。YouTuberから反応があるとユーザーは「嬉しい」と感じます。
さらに、一連のコメントのやり取りを見たユーザーに対しても、「ユーザーを大切にするYouTuber」という良い印象を与えることができます。
YouTubeチャンネルとセットで、SNSアカウントを運用することも重要です。
チャンネルの概要欄にSNSアカウントへのリンクを設置すると、興味を持ったユーザーがSNS上でフォローしてくれます。SNSはYouTuberのコメント欄よりも、ユーザーと交流しやすく便利です。
SNSアカウントの投稿や返信を見たユーザーが、動画へ流れてくることもあるため、新たなチャンネル登録者を獲得するための「導線」にもなります。
視聴者と積極的にコミュニケーションを図れば、YouTuberやチャンネルに対する愛着を醸成できます。
その結果、単なる視聴者がチャンネル登録者になる可能性が高まるだけではなく、新たな視聴者が流入する環境も作りやすくなるため、まさに「一石二鳥」の施策だと言えるでしょう。
動画データの分析おこなう
冒頭で解説したように、YouTube Studioの「アナリティクス」では、自身のチャンネルの登録者数の推移を分析できます。
「チャンネル アナリティクス」の機能は、チャンネルの全体的なパフォーマンスやユーザー層、人気のある動画や収益性の高い動画などを分析できるので特に便利です。
「チャンネル アナリティクス」には、「概要」「リーチ」「エンゲージメント」「視聴者」の4つの項目があり、初心者のYouTuberには「視聴者」の項目が特に重要です。
本章では、「視聴者」で確認できる下記7つの要素について簡単にご紹介します。
- 視聴者がYouTubeにアクセスしている時間帯
- このチャンネルの視聴者が見ている他のチャンネル
- チャンネル登録者の総再生時間
- 視聴者が再生した他の動画
- 年齢と性別
- 上位の地域
- 字幕の利用が上位の言語
上記の項目は、動画の内容がターゲット層に対して的確かどうかを示します。
もし当初の想定と実際のユーザー層に相違があれば、動画のテーマを練り直すかターゲット層を修正する必要があります。
また、チャンネル登録者をさらに増やすために役立つデータも得られます。
例えば、アクセス数の多い時間帯に合わせて動画を投稿したり、競合チャンネルの内容を上手に取り入れたりすれば、より多くのユーザーを獲得できるはずです。
海外からのアクセスが一定数ある場合は、要所で英語字幕を挿入すれば国際的なチャンネルに成長させることもできます。
YouTuberは試行錯誤の連続です。上記の情報を参考にしてPDCAサイクルを何度も繰り返せば、少しずつ理想のチャンネルに成長させていくことができます。
動画投稿に慣れてチャンネル登録者数も増えてきたら、「リーチ」や「エンゲージメント」の項目も確認して、チャンネルをより多く成長させるための戦略を模索していきましょう。
Youtubeのチャンネルが成長したところで、広告収入を得ることも可能になります。詳細は下記の関連記事で説明していますので、ぜひご参考ください。
ジャンル別!登録者数が多いYouTuber
さまざまな人がYouTuberとして活動を始めたことにより、近年ではチャンネルのジャンルも細分化されています
。自身が目指すジャンルに近いYouTuberを分析すれば、より多くのチャンネル登録者を獲得できるヒントを得られるはずです。
本章では、下記8つのジャンルごとに登録者数が多いチャンネルと、その特徴や共通点などを解説します。
なお、各YouTubeチャンネルの登録者数や総視聴回数などのデータは、2021年8月時点のものです。
- エンタメ系YouTuber
- 芸能人YouTuber
- キッズYouTuber
- アスリート系YouTuber
- カップル系YouTuber
- VTuber(バーチャルYouTuber)
- 美容・フィットネス系YouTuber
- アウトドア系YouTuber
エンタメ系YouTuber
「エンタメ系YouTuber」とは、テレビのバラエティ番組のような、大衆向けのおもしろい動画を投稿するYouTuberを指します。
本章では、エンタメ系YouTuberで特にチャンネル登録者数が多い、下記3つのチャンネルをご紹介します。
- HikakinTV
- はじめしゃちょー(hajime)
- Junya.じゅんや
これらのチャンネルの共通点は、日常生活の些細なことや気になる商品を扱ったり、ショートコント系の動画を投稿したりしていることです。
また、投稿本数が他のジャンルと比べて多く、投稿頻度も高い傾向があります。
動画の内容をできるだけ単純化して、大衆に受ける動画を制作することが、エンタメ系YouTuberとして成功するためのカギです。
エンタメ系YouTuberは飽和状態にあるため、競合と差別化できる独自のネタも欠かせません。
HikakinTV
「HikakinTV」は「HIKAKIN」が運営するチャンネルで、主にHIKAKINが日常で興味を感じた商品を扱っています。チャンネル登録者数や再生回数など、「HikakinTV」の基本情報は下記のとおりです。
チャンネル登録者数 | 総再生回数 | 投稿動画数 | 平均的な投稿頻度 |
970万人 | 86億4,393万169回 | 2,988本 | 1週間あたり4本~5本 |
ターゲット層は若年層で特に中高生からの人気が高いですが、幅広い視聴者を惹きつける魅力があります。独特の「変顔」や「ヒューマンビートボックス」による演出など、視聴者を飽きさせない工夫が凝らされています。
動画の投稿頻度が1週間あたり4本~5本と高いことや、内容に嫌みがなく炎上が少ないことも、国内屈指のエンタメ系チャンネルに成長できた理由だと考えられます。
エンタメ系YouTuberを目指す方は、まずこのチャンネルを参考にしてみましょう。
はじめしゃちょー(hajime)
「はじめしゃちょー(hajime)」は、運営者「はじめしゃちょー」の日常生活や買い物など、ふとした話題を賑やかに描くチャンネルです。「はじめしゃちょー(hajime)」に関する情報は下記のとおりです。
チャンネル登録者数 | 総再生回数 | 投稿動画数 | 平均的な投稿頻度 |
943万人 | 81億9,108万3,783回 | 2,400本 | 1週間あたり3本~4本 |
HIKAKINと並ぶ日本トップクラスのYouTuberであることが分かります。ターゲット層は20代~30代の若者で、女性からの人気が特に高いYouTuberです。
投稿本数が多いですが、ターゲット層がブレることなく一貫しています。
はじめしゃちょー(hajime)の魅力は、さまざまなテーマをエンタメ色豊かに扱っていることです。
特に、文房具を扱うシリーズは独特で、商品の魅力がよく伝わります。無駄なシーンをできるだけ省く編集技術の高さも、ぜひ見習いたいところです。
Junya.じゅんや
「Junya.じゅんや」は、「じゅんや」が運営するエンタメ系チャンネルで、芸能人のように身体を張ったショートコント動画を提供しています。「Junya.じゅんや」の詳細は下記のとおりです。
チャンネル登録者数 | 総再生回数 | 投稿動画数 | 平均的な投稿頻度 |
928万人 | 40億8,139万9,637回 | 1,904本 | 1日あたり数本 |
運営者が、短時間の動画を共有する「TikTok」でコンテンツを配信していることもあり、1分以内のショート動画が多いことが特徴的です。
さらに特筆すべき点は、投稿頻度が極めて高いことや、英語に対応しているという点です。
基本的は投稿頻度が高いほど、ユーザーの注目を集めやすくなります。
また、タイトルや概要欄を英語で記述したり、本編でも英語で話したりすることで、海外からのチャンネル登録者も獲得しやすくなります。このチャンネルはまさに国際化の成功例だと言えるでしょう。
芸能人YouTuber
「芸能人YouTuber」は、芸能人やタレントとして活躍しているYouTuberを指します。
動画の投稿内容はエンタメ系YouTuberに近いですが、芸能人のキャリアを活かせることが大きな強みです。本章では、下記3つのYouTubeチャンネルをご紹介します。
- ジャにのちゃんねる
- エガちゃんねる EGA-CHANNEL
- カジサック KAJISAC
芸能人YouTuberに共通することは、他の芸能人やYouTuber、もしくは大手企業とのコラボ企画が多いことです。
さらに、現在のテレビ番組では放送できない刺激的なテーマを取り上げやすいため、若年層のチャンネル登録者を獲得しやすくなっています。
また、芸能人YouTuberは元々の知名度が高いため、更新頻度がそれほど高くなくてもチャンネル登録者数を獲得しやすい傾向があります。
一方で、チャンネル開設当初から急激に成長するYouTuberも多く、入れ替わりが激しいことも特徴です。
ジャにのちゃんねる
「ジャにのちゃんねる」は、ジャニーズ事務所所属タレントが運営するチャンネルで、ジャニーズメンバー4名がテレビのような娯楽コンテンツを提供しています。「ジャにのちゃんねる」の概要は下記のとおりです。
チャンネル登録者数 | 総再生回数 | 投稿動画数 | 平均的な投稿頻度 |
273万人 | 1億6,153万6,167回 | 88本 | 1週間あたり2本~3本 |
2021年4月に開設したばかりで動画本数が88本しかないにも関わらず、すでに国内トップチャンネルになっています。
ジャニーズ自体の知名度が高く、ターゲット層の女性ファンを多く獲得できたことも理由ですが、それだけではないところもこのチャンネルの魅力です。
グループの垣根を超えたメンバーの絡みや、4人の性格や得意分野がバラエティに富んでいること、さらに編集技術の高さなどが視聴者を惹きつけます。
複数名でYouTubeチャンネルを運営するときや、他のYouTuberとコラボするときにぜひ見習いたいチャンネルです。
エガちゃんねる EGA-CHANNEL
「エガちゃんねる EGA-CHANNEL」は、お笑いタレントの「江頭2:50(えがしらにじごじゅっぷん)」が、テレビ番組さながらのエンタメ動画を提供するチャンネルです。「エガちゃんねる EGA-CHANNEL」の特徴は次のとおりです。
チャンネル登録者数 | 総再生回数 | 投稿動画数 | 平均的な投稿頻度 |
246万人 | 2億6,677万2,681回 | 208本 | 1週間あたり2本~3本 |
本人が動画内で公言しているように、チャンネルのターゲットは自身の芸が刺さるマニアック層です。
このチャンネルはすでに200万人のチャンネル登録者を獲得しているため、絞り込んだターゲティングの成功例だと言えるでしょう。
他の芸能人YouTuberや有名企業とのコラボ企画の開催も、新規ユーザーを順調に獲得するコツです。
ターゲティングやコラボは知名度が低くても実践できるので、一般のYouTuberもこのチャンネルの積極的な姿勢を参考にしましょう。
カジサック KAJISAC
「カジサック KAJISAC」は、キングコングの「梶原雄太」が、「さまざまな人からの学び」をテーマにバラエティ豊かなコンテンツを提供するチャンネルです。「カジサック KAJISAC」の詳細は下記のとおりです。
チャンネル登録者数 | 総再生回数 | 投稿動画数 | 平均的な投稿頻度 |
224万人 | 11億3,411万948回 | 957本 | 1週間あたり4本前後 |
芸能系YouTuberの中では動画数が多く、投稿頻度も高い傾向があります。このチャンネルの運営には複数のスタッフが携わっているため、クオリティと投稿頻度の高さを実現できているようです。現在では基本的に1週間あたり4回の配信となっています。
本人は若者のテレビ離れを危惧しており、昔のテレビ番組のような面白いコンテンツを提供したいと語っています。
実際にコンテンツの幅が広く、ターゲット層の若者を飽きさせない工夫が凝らされています。チャンネル開設当初は批判や低評価が相次ぎましたが、コンテンツの改善を繰り返して成功したという点は、多くのYouTuberの参考になるでしょう。
キッズYouTuber
「キッズYouTuber」は、主に子供や子育て中の夫婦を対象として、家族の風景やおもちゃで遊ぶ動画を投稿するYouTuberです。
本章では、キッズYouTuberとして特に人気が高い、下記3つのチャンネルをご紹介します。
- せんももあいしーCh Sen, Momo, Ai & Shii
- タキロン Takilong Kids’ Toys
- はねまりチャンネル・HANEMARI Channel
いずれのチャンネルも、子供受けしやすい構成や演出が徹底されています。
家族で運営していて、子供たちが実際に遊ぶ風景を撮影したコンテンツが多いことも特徴です。運営期間の長いチャンネルでは、子供の成長日記のような側面があることもこのジャンルの魅力です。
子育てやおもちゃなどの分野は世界的にもニーズが高いため、撮影や演出の方法によっては多くの海外ファンを獲得できるケースもあります。
子供を登場させずにキッズYouTuberとして活躍している事例もあるため、意外とチャレンジしやすいジャンルかもしれません。
せんももあいしーCh Sen, Momo, Ai & Shii
「せんももあいしーCh Sen, Momo, Ai & Shii」 は、長男「せんのすけ」・長女「ももこ」・次女「あいこ」・次男「しろう」の4人がメインとなり、家族の日常を描いたチャンネルです。「せんももあいしーCh Sen, Momo, Ai & Shii」の概要は下記のとおりです。
チャンネル登録者数 | 総再生回数 | 投稿動画数 | 平均的な投稿頻度 |
1,030万人 | 71億2,475万1,597回 | 3,062本 | 1週間あたり3本~4本 |
チャンネル登録者はすでに1,000万人を超えており、再生数や投稿数も膨大です。
チャンネルのテーマは子供たちの「成長記録」で、家族の何気ない日常や遊びの様子を映したものがほとんどです。動画編集によるカットやBGMの挿入などが少なく、ホームビデオのような印象を受けます。
メインターゲットは大人で、子育て中の女性ファンが多いです。全体的に自然体で飾り気がなく、商品プロモーションも少ないというスタイルの徹底が、人気を維持し続けている理由です。
チャンネルのテーマやターゲットの設定がいかに重要かを示す、模範的な例だと言えるでしょう。
タキロン Takilong Kids’Toys
「タキロン Takilong Kids’ Toys」は、「タキロン」が子供たちに人気があるグッズで、熱心に遊ぶ様子を投稿しているチャンネルです。「タキロン Takilong Kids’ Toys」の特徴は次のとおりです。
チャンネル登録者数 | 総再生回数 | 投稿動画数 | 平均的な投稿頻度 |
737万人 | 27億9,600万150回 | 1,862本 | 1週間あたり2本~3本 |
独特の撮影スタイルと編集技術が特徴です。一人称視点を徹底しているため、まるで自分がおもちゃで遊んでいるかのように楽しめます。
さらに、動画の途中でコマ送りの映像や楽しい効果音が挿入されるなど、演出へのこだわりも魅力的です。
動画タイトルや概要欄が英語で記載されていて、顔出しやセリフがほとんどないことから、日本国内のみならず世界中の子供や子育て中の夫婦に親しまれています。
こうした手法はあらゆるジャンルで世界を目指すYouTuberの参考になるでしょう。
はねまりチャンネル・HANEMARI Channel
「はねまりチャンネル・HANEMARI Channel」は、「はね」と「まり」の小学生姉妹と父親の3人が出演して、おもちゃで遊ぶ動画を公開しているチャンネルです。「はねまりチャンネル・HANEMARI Channel」の詳細は下記のとおりです。
チャンネル登録者数 | 総再生回数 | 投稿動画数 | 平均的な投稿頻度 |
450万人 | 26億6,264万3,628回 | 1,515本 | 1日あたり1本~2本 |
編集や構成の技術が優れており、メインターゲットの子供に刺さるコンテンツを安定して提供できています。
かわいらしい効果音とエフェクトの挿入、よく練られた脚本や衣装、大規模なセットや大量のおもちゃなど、プロ並みの撮影設備が整えられています。
しかも、1日あたり1本以上の投稿ペースを維持できていて、動画の質と量のバランスが取れています。
概要欄に多数のSNSアカウントへのリンクが設置されていて、新規ユーザー獲得のための環境整備も万全です。真似しづらい要素が詰め込まれたチャンネルではありますが、SNSアカウントの運用や誘導の手法はぜひ参考にしたいところです。
アスリート系YouTuber
「アスリート系YouTuber」は、自身の知識や経験を活かしてスポーツに関する動画を投稿していて、アスリートとしてのキャリアがあるYouTuberを指します。
本章では、下記3つのチャンネルについてご紹介します。
- 朝倉未来 Mikuru Asakura
- KAI Channel / 朝倉海
- 那須川天心チャンネル
アスリート系YouTuberの多くが格闘技系のキャリアを持っているため、格闘技をテーマとして動画が大半を占めています。
オフやプライベートの日常生活を題材としたものはもちろん、「やってみた系」のようにエンタメ系チャンネルに近いコンテンツも多いです。
また、現在はジェンドレスラーや現役トップファイターなどもYouTubeに参入しているため、アスリート系YouTuberはコラボ企画を頻繁に実施している傾向があります。
コラボ企画によりジャンル全体が成長しやすいことも、アスリート系YouTuberの特徴です。
朝倉未来 Mikuru Asakura
「朝倉未来 Mikuru Asakura」は、男性プロ総合格闘家の「朝倉未来」が、格闘技を始めとしてバラエティ豊かなコンテンツを提供しているチャンネルです。「朝倉未来 Mikuru Asakura」の概要は下記のとおりです。
チャンネル登録者数 | 総再生回数 | 投稿動画数 | 平均的な投稿頻度 |
187万人 | 7億4,799万4,930回 | 394本 | 1週間あたり3本前後 |
他を圧倒する200万人近いチャンネル登録者数を獲得しています。20代~30代の若い男性、特に格闘技ファンがメインターゲットです。
コンテンツの内容はエンタメ系YouTuberのようにバリエーション豊かなので、ファンが飽きずに楽しめます。
喧嘩自慢の若者をジムに誘い出してスパーリングを申し込んだり、HIKAKINやラファエルなどの有名YouTuberとコラボしたり、刺激的なコンテンツが多いことが特徴です。
自身の得意分野を活かしてYouTuberを目指したい方は、ぜひ参考にしてみましょう。
KAI Channel / 朝倉海
「KAI Channel / 朝倉海」は、男性総合格闘家の朝倉海が運営するチャンネルです。先ほどご紹介した朝倉未来の実弟であり、兄弟そろって動画に登場することもあります。「KAI Channel / 朝倉海」の詳細は次のとおりです。
チャンネル登録者数 | 総再生回数 | 投稿動画数 | 平均的な投稿頻度 |
98万5,000人 | 2億7,977万7,377回 | 245本 | 1週間あたり2本~3本 |
格闘技や日常をテーマとしたコンテンツに加えて、「やってみた系」の検証や他の格闘系YouTuberとのコラボ企画も交えて、ファンを飽きさせない工夫を凝らしています。
メインターゲットの格闘技ファンの男性以外にも、幅広い層のファンを獲得しています。
動画のテーマに一貫性がないようにも見えますが、常に「格闘家」であることを前提に企画に取り組んでいるため、ファンを惹きつけることができます。実兄の朝倉未来とのコラボも頻繁に行い、お互いのチャンネルに新たなファンを呼び込んでいることもポイントです。
那須川天心チャンネル
「那須川天心チャンネル」は、キックボクサーとして活躍している「那須川天心」が、主に格闘技を題材とした動画を提供するチャンネルです。「那須川天心チャンネル」の特徴は下記のとおりです。
チャンネル登録者数 | 総再生回数 | 投稿動画数 | 平均的な投稿頻度 |
71万2,000人 | 1億54万3,952回 | 217本 | 1週間あたり3本前後 |
チャンネルのターゲットは格闘技ファンなので、大半のコンテンツは格闘技に関するものです。
一方で、オフのルーティーンや家族を題材とした動画もあり、バラエティが豊かです。朝倉兄弟とのコラボ動画により、新規ファンを獲得しやすい環境も整っています。
格闘技を題材とした漫画作品の技の実演や、ボクシングの元世界チャンピオンとのコラボなど、格闘技ファンの心をつかむさまざまな工夫も凝らしています。
アスリート系のチャンネルを運営したい方は、コラボ企画の選び方を参考にしてみると良いでしょう。
カップル系YouTuber
「カップル系YouTuber」は、恋愛中のカップルや夫婦で出演して、カップルの日常を描いたコンテンツを提供するYouTuberです。本章では、特にチャンネル登録数が多いカップル系YouTuberとして、下記3つのチャンネルをご紹介します。
- しばなんチャンネル
- ヴァンゆんチャンネル【VAMYUN】
- なこなこチャンネル
カップル系YouTuberの共通点は、ペアで出演することや、若年層の男女をターゲットとしていることです。
コンテンツのテーマは基本的にどのチャンネルでも同じで、カップルの日常や悩み相談、検証やドッキリなどがメインです。
実際のカップルでなくても、チャンネル上のパートナーとして息が合ったコンビであれば、カップル系YouTuberとして活動できます。
ただし、最近はカップル系YouTuberが急増しているため、何らかの特技やオリジナリティーの高い企画構成が必要です。
しばなんチャンネル
「しばなんチャンネル」は、夫の「しばゆー」と妻の「あやなん」の2人が、夫婦の日常をおもしろおかしく映したコンテンツを提供するチャンネルです。「しばなんチャンネル」の概要は下記のとおりです。
チャンネル登録者数 | 総再生回数 | 投稿動画数 | 平均的な投稿頻度 |
232万人 | 11億9,930万9,344回 | 525本 | 1か月あたり4本前後 |
夫婦であることを最大限に活かして、自身の結婚生活や子育ての日々を題材としたコンテンツを投稿しています。
ドッキリ企画や子供との共演を織り交ぜたり、24時間連続の生配信を投稿したり、ファンを飽きさせない工夫を凝らしています。
夫婦生活の悩みや育児に関する動画も投稿しているため、メインターゲットの若い女性から共感を得ています。
子供の成長を描いたドキュメンタリーのように楽しめることも、大きな魅力です。カップル系チャンネルにチャレンジしたい方は、ぜひ参考にしてみましょう。
ヴァンゆんチャンネル【VAMYUN】
「ヴァンゆんチャンネル【VAMYUN】」は、男性の「ヴァンビ」と女性の「ゆん」の2人で運営しているチャンネルです。2人は本物のカップルではなく、コンビとして活動しています。「ヴァンゆんチャンネル【VAMYUN】」の詳細は次のとおりです。
チャンネル登録者数 | 総再生回数 | 投稿動画数 | 平均的な投稿頻度 |
226万人 | 14億5,635万1,226回 | 1,359本 | 1週間あたり5本前後 |
カップル系YouTuberの中でも、投稿本数と頻度が高いチャンネルです。抜群の相性の良さと息の合ったトークを活かした、エンタメ色豊かなコンテンツが魅力的です。本物のカップルのような企画も多く、性別に偏らず幅広い層のファンを獲得できています。
「ヴァン」が元ヴィジュアル系バンドのボーカルで、「ゆん」が元アイドルということもあり、「歌ってみた・踊ってみた系」の動画も数多く提供しています。
カップル系チャンネルと特技の披露は親和性が高いため、より多くのファンを獲得するための参考となります。
なこなこチャンネル
「なこなこチャンネル」は、男性の「こーくん」と女性の「なごみ」のカップルで運営しているチャンネルで、カップルの日常をリアルに映したコンテンツを投稿しています。「なこなこチャンネル」の特徴は下記のとおりです。
チャンネル登録者数 | 総再生回数 | 投稿動画数 | 平均的な投稿頻度 |
124万人 | 3億8,619万4,391回 | 549本 | 1週間あたり5本前後 |
チャンネルのメインテーマはカップルの日常で、ルーティンの紹介やデートの様子を撮影したコンテンツを多く投稿しています。
2人で一緒に歌ったり踊ったり、ドッキリや検証を交えておもしろ動画を制作するなど、バラエティが豊かなことも特徴的です。
カップルの生活をリアルに描いたり、同棲生活の悩みを赤裸々に語ったりしているため、メインターゲットである若年層から性別の偏りなく共感を得ています。
カップル系チャンネルで使えるネタを探したい方は、このチャンネルを参考にしてみると良いでしょう。
VTuber(バーチャルYouTuber)
「VTuber(Virtual YouTuber)」とは、架空のキャラクターがYouTuberを運営しているという設定で、動画を投稿するYouTuberを指します。本章では、特に有名な下記3つのチャンネルについてご紹介します。
いずれのチャンネルも独特のキャラクター設定が印象的です。AI(人工知能)や犬人間、猫人間などさまざまなデザインや、趣味や好みなどの背景が設定されています。
こうしたキャラクターを配信者が演じることで、視聴者はチャンネルへの愛着を感じやすくなります。
動画のテーマがエンタメ系やゲーム実況系など、他のジャンルと組み合わせたものが多いことも特徴です。
配信者を架空のキャラクターに置き換えて、自身の好きなジャンルの動画を配信するのがVTuberだと考えれば、具体的なイメージをつかみやすくなるでしょう。
A.I.Channel
「A.I.Channel」は、「キズナアイ」が運営しているVTuberチャンネルです。自身に関する話題をメインに、読者の質問への回答や「歌ってみた系」の動画を投稿するなど、多様性のあるコンテンツが注目を集めています。「A.I.Channel」の概要は下記のとおりです。
チャンネル登録者数 | 総再生回数 | 投稿動画数 | 平均的な投稿頻度 |
298万人 | 3億9,224万9,561回 | 1,064本 | 1週間あたり2本~3本 |
A.I.ChannelはVTuberのパイオニア的存在として有名なこともあり、他のチャンネルと比べて圧倒的なチャンネル登録者数を獲得しています。
このチャンネルの特徴は、美少女アニメ風のデザインや、「自立型のAI(人工知能)」という独特のキャラクター設定です。
主なターゲット層は、他のVTuberチャンネル同様に若い男性です。キズナアイの動画には英語の字幕がつけられており、日本国内のみならず世界中から多くのファンを獲得しています。VTuberとして活動したい場合は、ぜひこのチャンネルを参考にしてみましょう。
Pekora Ch. 兎田ぺこら
「Pekora Ch. 兎田ぺこら」は、「兎田ぺこら」が運営するVTuberチャンネルで、ゲーム実況をメインテーマとしてさまざまなコンテンツを提供しています。「Pekora Ch. 兎田ぺこら」の詳細は次のとおりです。
チャンネル登録者数 | 総再生回数 | 投稿動画数 | 平均的な投稿頻度 |
165万人 | 2億4,597万5,616回 | 728本 | 1日あたり1本前後 |
ゲーム実況系チャンネルとVTuberを組み合わせた形式が特徴です。最新のゲームや人気タイトルだけではなく、ファミコン時代のゲームをプレイすることもあり、世代を超えて幅広い男性ファンの獲得に成功しました。
動画の投稿頻度が非常に高く、ほぼ毎日新しいコンテンツを投稿しているため、ファンが飽きることなく楽しめます。
一風変わったゲーム実況チャンネルを配信したい方は、このチャンネルを参考にしてみましょう。
Korone Ch. 戌神ころね
「Korone Ch. 戌神ころね」は、「戌神ころね」が運営するVTuberチャンネルで、ゲーム実況動画の投稿やライブ配信などを行っています。「Korone Ch. 戌神ころね」の詳細は下記のとおりです。
チャンネル登録者数 | 総再生回数 | 投稿動画数 | 平均的な投稿頻度 |
164万人 | 1億5,223万8,666回 | 454本 | 1週間あたり5本前後 |
国内メーカーのゲームを主体として、さまざまなタイトルの実況プレイを行っています。
投稿頻度は高くして、幅広いジャンルのゲームをプレイするなど、ユーザーを飽きさせないよう工夫しています。
「自称バーチャル犬人間」というユニークなキャラクター設定と、犬をモデルにしたかわいいデザインで、メインターゲットの若い男性から熱烈な支持を集めています。
VTuberはキャラクター設定が重要なので、悩んだときはこのチャンネルを参考にしてみましょう。
美容・フィットネス系YouTuber
「美容・フィットネス系YouTuber」は、美容やコスメ、フィットネスやダイエットなど、女性の美容全般に関するコンテンツを扱うYouTuberです。本章では、代表的な下記3つのチャンネルをご紹介します。
- Marina Takewaki
- Hinata Kato /ひなちゃんねる
- まあたそ
新型感染症によるステイホーム需要の影響で、トップチャンネルの多くをフィットネス系YouTuberが占めています。
メイクやコスメなどに対する需要も根強いため、多様なコンテンツが展開されています。
どのチャンネルにも共通することは、女性が自身の経験や知識、コンプレックスなどを活かして動画を制作していることです。
ターゲット層の多くも女性であるため、視聴者の信頼や共感を得やすいことも特徴です。
Marina Takewaki
「Marina Takewaki」は、フィットネスインストラクターの「竹脇まりな」が運営しているチャンネルです。自身が撮影と編集を担当し、日系アメリカ人の夫「ダーウィン」が企画とプロデュースを行っています。Marina Takewakiの概要は下記のとおりです。
チャンネル登録者数 | 総再生回数 | 投稿動画数 | 平均的な投稿頻度 |
266万人 | 6億489万272回 | 488本 | 1週間あたり3本~4本 |
チャンネルのテーマは、自宅で手軽にできるエクササイズ「宅トレ」の解説です。
有酸素運動によるダイエットや二の腕や太ももの部分痩せ、お腹を引き締めるためのトレーニングなど、ターゲット層の若い女性のニーズに合わせた動画を公開しています。
アラサー(30代前半)の投稿者自身がエクササイズを実演することや、エクササイズの質が非常に高く効果的であることから、ユーザーの共感や信頼を得やすいことが人気の理由です。
専門的なチャンネルの運営をいかに成功させるかという点で参考になります。
Hinata Kato /ひなちゃんねる
「Hinata Kato /ひなちゃんねる」は、「加藤ひなた」が運営しているチャンネルで、自宅で手軽にできるダイエット用エクササイズや、美容に関するコンテンツを提供しています。「Hinata Kato /ひなちゃんねる」の詳細は次のとおりです。
チャンネル登録者数 | 総再生回数 | 投稿動画数 | 平均的な投稿頻度 |
226万人 | 4億2,273万2,326回 | 271本 | 1か月あたり3本~4本 |
ターゲット層は若い女性で、ダイエットのみならず女性の美容全般に関する動画を投稿しています。
エクササイズは激しい有酸素運動というよりは、筋トレや体幹のトレーニングに近く、気軽に取り組める内容です。ダイエット食やサプリメントなどの情報もあります。
ムダ毛やむくみなど、若い女性が気になる問題への解決策も提示しており、ターゲティングが的確です。
投稿者自身にダイエットやコンプレックスの経験があることも、視聴者に寄り添ったテーマ設定や構成ができる理由だと考えられます。
自身の経験や知識をいかに活用すべきか悩んでいる方は、このチャンネルを参考にしてみましょう。
まあたそ
「まあたそ」は、美容系YouTuberの「まあたそ」が運営しているチャンネルです。主に美容やメイクのテクニックに関するコンテンツを提供しています。「まあたそ」の特徴は下記のとおりです。
チャンネル登録者数 | 総再生回数 | 投稿動画数 | 平均的な投稿頻度 |
196万人 | 3億8,167万2,925回 | 112本 | 1か月あたり2本前後 |
「岡山が生んだ奇跡の不細工」というキャッチコピーのとおり、メイクテクニックでいかに驚異的な変身を遂げるかがチャンネルのメインテーマです。
若い女性が主なターゲット層ですが、日常のネタや検証系などエンタメ色が強い動画も多いため、男性からも人気です。
あくまで飾り気なく自然な自分を映し、適度にネタや笑いを織り交ぜているところも好感度が高い理由です。
コンテンツ内容やターゲティングが的確であれば、投稿数や投稿頻度が低くても、十分にチャンネル登録者を獲得できるという代表例です。ジャンルが違うYouTuberもぜひ参考にしたいチャンネルです。
アウトドア系YouTuber
「アウトドア系YouTuber」は、フィッシングやキャンプなど、アウトドアをテーマとした動画を投稿するYouTuberを指します。本章では、アウトドア系YouTuberの中で特に人気が高い、下記3つのチャンネルをご紹介します。
- 釣りよかでしょう。
- ハイサイ探偵団
- ヒロシちゃんねる
アウトドア系チャンネルの大半は運営者が男性で、ターゲット層も男性に絞り込まれていることが特徴です。
動画の内容は、アウトドアを楽しむ映像やハウツー系の他に、「やってみた系」の検証動画やビックリ映像などエンタメ色が強いものもあります。
複数名で運営されていることが多く、10人~20人以上が携わっているチャンネルも少なくありません。
一方で、ひとりでアウトドアを楽しむことを重視したチャンネルもあり、個人の好みに合わせたチャンネル運営やターゲティングを行いやすいジャンルです。
釣りよかでしょう。
「釣りよかでしょう。」は、九州地方を中心にフィッシングを行う動画を配信しているチャンネルです。現在は男性7名のメンバーで運営されています。「釣りよかでしょう。」の概要は下記のとおりです。
チャンネル登録者数 | 総再生回数 | 投稿動画数 | 平均的な投稿頻度 |
160万人 | 10億9,263万2,962回 | 2,211本 | 1週間あたり2本前後 |
「大自然で遊ぶ」というテーマのとおり、バス釣り・渓流釣り・海釣り・船釣りなどさまざまな舞台で、各種のフィッシングにチャレンジしています。
さらに、魚介類や山菜の調理方法、バイクやDIYなどアウトドア全般に役立つコンテンツを提供していることが特徴です。
ターゲット層は主に男性で、年代を限定せず幅広いファンを獲得しています。
フィッシングのリアルな風景を映すだけではなく、話題が豊富でメンバー全員がアウトドアを心から満喫しているため、ファンが飽きることがありません。
YouTuber自身の楽しみをファンと共有するという姿勢は、ジャンルを超えて参考にしたいところです。
ハイサイ探偵団
「ハイサイ探偵団」 は、沖縄県を舞台に団長の「ひっちゃん」を中心として、友人たちを含む多数のメンバーと一緒に運営しているチャンネルです。「ハイサイ探偵団」の詳細は次のとおりです。
チャンネル登録者数 | 総再生回数 | 投稿動画数 | 平均的な投稿頻度 |
115万人 | 8億7,823万7,462回 | 2,646本 | 1日あたり1本前後 |
動画の内容は沖縄のフィッシングや魚料理がメインですが、かつては観光地の紹介や調査などのコンテンツも多く提供していました。
主要メンバーは30代の男性が多く、ターゲット層も同世代の男性やアウトドア愛好家です。
ビジネス色が薄いこともチャンネルの特徴です。動画内のメンバーが自然体で作られた感じがせず、メンバー同士の絆が深く笑いが絶えません。まるで家族のような雰囲気があるため、ファンは安心して動画を楽しめます。
固定ファンを獲得するためには、コンテンツのクオリティはもちろん、「雰囲気づくり」も大切だということがよく分かります。
ヒロシちゃんねる
「ヒロシちゃんねる」は、お笑いタレントの「ヒロシ」が運営するチャンネルで、かねてから本人の趣味だった「ソロキャンプ」を題材としたコンテンツを提供しています。「ヒロシちゃんねる」の概要は下記のとおりです。
チャンネル登録者数 | 総再生回数 | 投稿動画数 | 平均的な投稿頻度 |
111万人 | 1億977万1,218回 | 195本 | 1か月あたり2本前後 |
動画の内容がとにかく「ソロキャンプ」に終始していて、基本的に他の話題のコンテンツを投稿することがありません。
ひとりの場所をひとりで楽しむ風景を映すことで、同じ興味を持つ視聴者が共感しやすく、思わず惹きこまれるような構成となっています。
本人は「人見知りが激しく友達が少なかったが、YouTubeでチャンネルを開設してからは、アウトドア愛好家と良好な関係を築けるようになった」と語っています。
自分の好きなジャンルで活躍したいYouTuberはぜひ、このチャンネルの「好きこそ物の上手なれ」という姿勢を参考にしてみましょう。
チャンネル登録数が多いYouTuberついてまとめ
YouTubeのチャンネル登録者数を増やすためには、ニーズのあるジャンルと動画のテーマを選択することや、ターゲット層を明確化することが何よりも重要です。
さらに、クオリティを優先した動画を定期的に投稿して、他のYouTuberや視聴者との交流を図ることが成功のカギです。
本記事では、8つのジャンルで特にチャンネル登録者数が多い、合計24個のチャンネルをご紹介しました。
これらのチャンネルの共通点は、自身の経験や特技を活かせるジャンルを選び、見てほしいユーザーに刺さるコンテンツを作り続けていることです。
チャンネル登録数が増えれば、YouTuberからより多くの広告収入を得ることが可能になります。
そのための必須条件が「良質なコンテンツの継続的な投稿」です。しかし、「ターゲットユーザーに刺さる動画を作れるようなネタがない」という悩みを抱えている方も多いです。
「ANDBUZZ」は、チャンネル登録者数や動画再生回数が少なくても、企業案件を受けやすい環境を整えています。広告収入を得るための環境や、ファンを増やすためのネタを獲得するためにも、登録してみると良いでしょう