一般人がYoutuberになるには?始める3ステップ・収入の仕組みも紹介!
- Youtuberは誰にでもなれる
- YouTuberに資格や年齢制限なし
- Youtuberで収入を得る難易度は高い
- あなたはYoutuberに向いてる?必要な能力とスキル
- 創造性とオリジナリティ
- 持続的なモチベーション
- コミュニケーション能力
- 技術的なスキル
- マーケティングとSEOの知識
- YouTuberになるための3ステップ
- 発信するテーマを決める
- 動画撮影・編集
- 動画をアップロード
- YouTuberを始めるときに必要なもの
- 撮影機材
- 編集ソフト
- SNSアカウント
- YouTuberの収入の仕組み
- 広告収入
- チャンネルメンバーシップ
- スーパーチャット
- まとめ│誰でもYouTuberになれるが成功できるかは本人次第
一般人がYoutuberになるには?始める3ステップ・収入の仕組みも紹介!
近年、小学生のなりたい職業に挙がるほど人気が出てきているYouTuber。小学生だけではなく、幅広い世代に注目されている職業です。
では、YouTuberになるにはどのようにして始めればいいのでしょうか。この記事では、YouTuberになるための具体的な方法、必要なもの、そして収入の仕組みについても詳しく解説していきます。
Youtuberは誰にでもなれる
YouTuberとは、動画共有サイト(YouTube)に自作の動画を投稿して活動している人のことを指します。一度動画を投稿しただけでも、自分でYouTuberと名乗ればその人はYouTuberということになります。
YouTuberに資格や年齢制限なし
YouTuberになるには、特別な資格や年齢制限などはなく、インターネットに接続できる環境さえあれば誰でもYouTuberになることができます。
アメリカでは、8歳の少年がYouTuberとして年収28億円を稼ぐと話題になりました。そのような背景もあり、近年では小学生の将来なりたい職業にYouTuberが挙がるほど注目度が高まっています。
また最近では、年齢を重ねたシニア世代のYouTuberが発信する動画も人気です。さらにシニア世代を超え、90代のお婆さんがゲーム実況系YouTuberとして活躍するなど、YouTuberは年齢・資格・学歴問わず、誰にでもなれる魅力的な職業といえるかもしれません。
Youtuberで収入を得る難易度は高い
年齢・資格・学歴問わず仕事にできるYouTuber。人気チャンネルともなれば大金を得ることも可能です。これだけ聞くと、YouTuberは魅力的な仕事だと思う方もいると思いますが、YouTuberで収入を得て生計を立てていくのは簡単ではありません。
まずYouTubeで収益化するためには以下の2つの条件をクリアする必要があります。
- 登録者数1000人以上であること
- 過去12ヵ月間で総再生時間4000時間以上であること
この条件をクリアすることはとてつもなく大変です。
登録者1000人を達成できる割合は15%〜20%といわれており、実際YouTubeに動画投稿を始めると、登録者が100人を超えるだけでも大変だということが分かるでしょう。
YouTuberは、はじめのうちは収益が0円という人はめずらしくありません。とくに最近は、知名度のある芸能人がYouTubeに参入していることもあり、YouTuberとして収入を得る難易度は益々高くなっているといえます。
YouTuberになるには、これらを念頭に置いて活動する必要があります。
あなたはYoutuberに向いてる?必要な能力とスキル
YouTuberになるためには、特定のスキルや能力が必要です。一見、誰でもできるように思えますが、成功するためにはいくつかの重要な要素があります。ここでは、YouTuberとして成功するために必要な能力とスキルを、小見出しを交えながら解説していきます。
創造性とオリジナリティ
最も重要なのは、創造性です。あなた自身の個性や独自のアイデアを動画に反映させることができれば、視聴者の心をつかむことができます。トレンドに合わせた内容でも、あなた独自の視点や解釈を加えることが重要です。
持続的なモチベーション
YouTuberとして続けていくためには、継続的なモチベーションが不可欠です。特に初期は再生回数や登録者数が少なくても、落胆せずにコンテンツを作り続ける強い心が必要です。
コミュニケーション能力
視聴者や他のYouTuberとのコミュニケーションも重要です。コメントに対する返信や、SNSでの交流を通じて、視聴者との関係を築くことが、チャンネルの成長につながります。
技術的なスキル
動画撮影や編集に関する基本的な技術スキルも必要です。高品質の動画を作るためには、撮影技術や編集ソフトの使い方を学ぶ必要があります。初心者のうちは、シンプルな編集から始めて徐々にスキルを高めていくのがおすすめです。
マーケティングとSEOの知識
YouTubeのアルゴリズムやSEO(検索エンジン最適化)に関する基本的な知識も重要です。視聴者があなたの動画を見つけやすくするためには、適切なキーワードの選定や効果的なタイトル、サムネイルの作成が欠かせません。
YouTuberになるための3ステップ
ここからは、YouTuberになるための具体的な方法を解説していきます。動画投稿をして稼ぐYouTuberになるためのステップは以下の3つです。
発信するテーマを決める
YouTuberになるには、発信するジャンルを絞って発信していくことが収入を得る近道となります。
例えば旅行をテーマに発信していく場合、「旅行ならこのチャンネル」と思ってもらえれば登録者も増えやすいです。さらに、YouTubeの検索結果で上位表示もされやすくなり、見てくれる人も増えていきます。
しかし、旅行と一口にいっても旅行の目的は人それぞれ。グルメを中心に紹介する旅行、乗り物をメインとした旅行、バックパッカー旅行、贅沢な豪華旅行など多種多様です。
視聴者が何を見たいのか、何を知りたいのかを把握して発信することで、多くの人に見てもらえるチャンネルになります。
動画撮影・編集
発信するテーマを決めたら、いよいよ動画を撮影して編集を行っていきます。
もちろん撮影しただけの動画をそのままYouTubeにアップロードしてもいいですが、編集することでさらに見ごたえのある動画に仕上がります。
動画撮影・編集に慣れてきたら、しっかりとしたコンテンツに仕上がるよう意識していくと良いでしょう。
多くのYouTuberは台本や企画を考えてから動画を撮影をします。
前もってどんな動画を作るか決めておくことで、撮影もスムーズに行なえます。また、「ここにテロップを入れよう」「この場面は説明を入れよう」など、編集するときのことも考えておくと効率よく動画作成ができます。
動画をアップロード
いよいよ作成した動画をYouTubeに投稿します。
まずはGoogleのアカウントを取得して、YouTubeにログインします。そこで「チャンネル」と呼ばれるページを作成していきます。作成するときに、Googleのアカウントの名前をそのまま使うか確認されるので、使いたくない場合は「カスタム使う」を選ぶのがおすすめです。
アップロードをすると画面が切り替わりますので、以下の3つを設定しましょう。
- タイトルと説明文:説明文は入力しなくても構いませんが、タイトルは必須です。
- サムネイル画像:YouTubeの動画を見るかどうかを最初に判断する「サムネイル画像」の設定はとくに重要です。視聴者の注意を引くような、魅力的なサムネイル画像を作成しましょう。
- タグ:検索されたいキーワードを入力しておくと、視聴者に見つけてもらいやすくなります。
動画のアップロードが完了したら、これであなたもYouTuberです。
YouTuberを始めるときに必要なもの
YouTuberになるには、発信するテーマを決めて、動画を撮影・編集しなければなりません。そのため、動画を撮影する機材、動画を編集するソフトが必要です。また、宣伝効果の拡大が見込めるSNSアカウントも作成しておきましょう。
撮影機材
YouTuberは動画を作成するのが仕事ですので、撮影機材は必ず必要です。動画が撮影できるデジタル一眼レフやビデオカメラのように、いきなり高価な撮影用カメラを購入するのは難しいでしょう。そこで、はじめはスマートフォンでの動画撮影をおすすめします。
とくにiPhoneは、新作がリリースされるたびに動画性能が向上しているので、iPhoneのカメラだけでクオリティの高い動画撮影が可能です。また、撮影場所の状況などに応じてジンバルや三脚を使うと、さらに動画のクオリティがあがります。YouTuberで収入を得られるようになったあとで、高性能な撮影機材をそろえていくと良いでしょう。
編集ソフト
動画撮影用のカメラに次いで必要な機材は動画編集ソフトです。もちろん編集せずに動画を投稿することはできますが、見ごたえのある動画に仕上げるには編集ソフトが欠かせません。とはいえ、編集があまり必要のない動画であれば、スマホのアプリで対応できます。
動画編集ソフトには有料のものと無料のものがありますが、はじめのうちは無料のもので十分です。編集作業の練習も兼ねて使用すると良いでしょう。
編集ソフトで人気の「AdobePremierPro」や「FinalCutPro」などの本格的な有料ソフトは、細かい編集や複雑な演出を入れることができる反面、操作が難しいというデメリットもあります。編集作業に慣れてきて、より細かな編集をしてみたい場合は、必要に応じて有料ソフトの購入を検討してください。
SNSアカウント
YouTubeチャンネルを開設すると同時に、YouTube用のSNSアカウントも作成しておきましょう。SNSを活用することで、拡散力が期待できるというメリットがあります。
拡散力の強いTwitterは、ツイートに動画のリンクを挿入するだけで手軽に動画の宣伝ができます。140文字の文字数制限があるので、短く興味をひく文章にして動画のリンクを載せると効果的です。
Twitterに続いて人気のSNSであるInstagramは、今まで「画像」中心のSNSというイメージがありました。しかし最近では「ストーリーズ」や「リールズ」など、動画専門の機能も充実しています。YouTube動画の一部を流すことで、効果的な拡散が期待できるでしょう。Instagramに動画を載せる際は、続きが見たくなるような動画に編集するとYouTube動画へ誘導しやすいです。
YouTuberの収入の仕組み
YouTubeで収益化するためには、1000人以上の登録者と過去12ヵ月間で総再生時間4000時間以上であることが条件です。では実際、収入はどこから発生するのでしょうか。ここからは、YouTuberの収入の仕組みについてお伝えします。
ここでは、「広告収入」について説明していますが、広告収入以外にも、企業PR案件を受ける方法があります。
広告収入
YouTuberは広告収入で稼いでいます。
YouTubeの動画を見たことがある人なら分かると思いますが、動画が流れる前や途中で広告が流れます。その広告を視聴者の人が見ることで、YouTuberにお金が入る仕組みです。また、動画の下部によく出てくる広告を「オーバーレイ広告」と呼びます。オーバーレイ広告を視聴者がクリックすることでも、広告収入が発生します。動画の再生回数が多いほど収入も増えるため、YouTuberはたくさんの人に見てもらえるような動画を作れるかが重要です。
チャンネルメンバーシップ
チャンネルメンバーシップは、視聴者が月額料金を支払い、メンバーシップに入ることで様々な特典を受けられる機能です。そのメンバー料金が、YouTuberの収入になります。
メンバーシップは、今や多くのYouTuberが活用していますが、視聴者の人に「利用する価値がある」と思っていただかないと収入にはつながりません。
メンバーシップで収入を得たいのなら、収入を得るコツを把握しておくことが大切です。また、多くのメンバーシップを抱えるYouTuberが、どんな価値を提供しているのか観察してみるのも良いでしょう。
スーパーチャット
スーパーチャットは、YouTubeのライブ配信で利用できる投げ銭機能です。この投げ銭は「スパチャ」と呼ばれており、スパチャがYouTuberの収入になります。ただし、スーパーチャットはYouTubeへの手数料が30%、投げ銭は1人につき1日最大50000円までという制約が設けられています。
スーパーチャットは、収入のために活用している方も少なくない印象ですが、他にも様々なメリットがあります。
ライブ配信は視聴者とコミュニケーションを図れますし、投げ銭を通して熱量の高いファンはどのくらいいるのか測ることもできます。視聴者の気持ちが形になって見えるので、スーパーチャットの機能を上手に利用していきましょう。
まとめ│誰でもYouTuberになれるが成功できるかは本人次第
誰でもYouTuberになれる一方で、作った動画が全く再生されなければ収益は発生しません。YouTuberとして成功するには、継続力やマーケティング力など、様々な努力が必要です。
しかし、努力をして頑張って動画を作成しても、必ず再生数が伸びるとは限りません。それでもめげずに動画をアップし続けていかないと収入は得られないのです。
成功できるかどうかは本人次第という厳しさがあることも、YouTuberという職業の特長であり、魅力ともいえるでしょう。
スマートフォンひとつでもYouTuberにはなれます。まずは気軽にチャレンジしてみてください。