ライバー事務所って?ライバーが事務所に所属するメリットとデメリット|おすすめの事務所6選
- ライバー事務所とは?どんな事務所があるの?
- あなたにぴったりな事務所が見つかる!おすすめの事務所6選
- 321INC
- Nextwave
- アルファ
- Licore(リコレ)
- DAG(ディーエージー)
- Casual Live
- あなたにぴったりな事務所が見つかる!おすすめの事務所6選
- ライバー事務所に所属するメリット・デメリットについて
- 事務所に所属するメリットとは?
- ライブ配信以外の事務作業などでサポートを受けられる
- ライブ配信の質を高めるコツを教えてもらえる
- ライブ配信の質を高めるために必要な機材を借りられる
- 同じ事務所のライバー仲間ができる
- 認知度、信頼度がアップし仕事の受注が期待できる
- 結果として収入アップが期待できる
- 事務所に所属するとデメリットもある
- ライブ配信する回数のノルマが設定されるケースも
- 事務所と提携する配信アプリでしか活動できないケースも
- 違約金などのペナルティが発生するケースも
- 事務所に所属するメリットとは?
- 事務所に応募する際に覚えておきたい5つのチェックポイント
- サポート体制
- どこが運営している事務所なのか
- 収入の仕組み
- ノルマやペナルティの有無
- 独占アプリの有無
- ライバー事務所には所属すべき?
ライバー事務所って?ライバーが事務所に所属するメリットとデメリット|おすすめの事務所6選
近年、「ライバー」という職業が注目され始めています。「配信」というと、撮影した動画コンテンツを投稿する、YouTuberを思い浮かべる方が多いでしょう。しかし、ライブ配信アプリが多くの人に親しまれるようになり、ライバーはYouTuber並みに人気になりつつあります。
ライバーの魅力は、YouTuberより少ない手間やコストで、スマホ1台があれば活動できることです。しかも、収入を得るためにさまざまな条件を満たす必要があるYouTuberとは異なり、ライバーは一般人でもあっという間に有名人になることも不可能ではありません。
YouTuberと同じように、ライバーも「ライバー事務所」に所属して、活動のために必要なサポートを得られます。そのため、ライバー事務所に所属してみたい、というフリーライバーの方もいらっしゃるでしょう。
本記事では、ライバー事務所に所属することで得られるメリットやデメリットについて、詳しく解説します。さらに、有名なライバー事務所や事務所選びのポイントもご紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。
ライバー事務所とは?どんな事務所があるの?
ライブ配信アプリを使ってライブ配信を行い、収入を得るのが「ライバー」です。「ライバー事務所」は、ライブ配信活動に専念するために、ライバーが所属する事務所です。YouTuberが所属するYouTuber事務所も、配信者やクリエイターが所属する事務所という点では同じです。しかし、ライバー事務所とYouTuber事務所では、下記2つの点で大きな違いがあります。
- コンテンツはライブ配信に特化している
- 収入源はユーザーからの投げ銭がメイン
ライバーとYouTuberの大きな違いは、配信するコンテンツの種類です。YouTuberは事前に撮影し編集した動画コンテンツを公開する一方で、ライバーはライブ配信で稼ぎます。ライブ配信のために必要なさまざまなサポートを得られるのが、ライバー事務所の特徴です。本章では、有名なライバー事務所について、詳しく解説します。
あなたにぴったりな事務所が見つかる!おすすめの事務所6選
ライバー事務所は、ライバーの活動をサポートするための事務所ですが、ライバー事務所にはさまざまなものがあります。今回は、「321INC」「Nextwave」「アルファ」「Licore(リコレ)」「DAG(ディーエージー)」「Casual Live」という、6つの事務所について解説します。それぞれの事務所の概要は下記のとおりです。
事務所名 | 公式サイト | 所属ライバー数 | 提携配信アプリ |
321INC | https://321.inc/ | 1,500人以上 | ポコチャ(Pococha) イチナナ(17Live) ミクチャ(Mixchannel) SHOWROOM LINELIVE ドキドキLive |
Nextwave | https://nextwave-official.com/ | 4,000人以上 | ビゴライブ(BIGO LIVE) ポコチャ(Pococha) SHOWROOM LINE LIVE ライブミー イリアム ドキドキライブ アップライブ エブリーライブ |
アルファ | https://alpha-liver.com/ | 400人以上 | ポコチャ(Pococha) |
Licore(リコレ) | https://licore.net/ | 1,100人前後 | イチナナ(17Live) ミクチャ(Mixchannel) LINE LIVE SHOWROOM ポコチャ(Pococha) VLIVE |
DAG(ディーエージー) | https://daglive.com/ | 非公開 | ポコチャ(Pococha) イチナナ(17Live) |
Casual Live | https://casuallive.tokyo/ | 100人前後 | ポコチャ(Pococha) イチナナ(17Live) BIGO LIVE(ビゴライブ) |
本章では、それぞれのライバー事務所の特徴や所属人数、提携している配信アプリや強みなどを解説します。ライバー事務所を選ぶ際の参考にしてみてください。
321INC
引用元:321INC
「321INC」は、有名インフルエンサーとして活躍している、「ゆうこす」がプロデュースするライバー事務所です。「321INC」の概要は下記のとおりです。
- 事務所名:321INC
- 公式サイト:https://321.inc/
- 所属ライバー数:1,500人以上
- 提携配信アプリ:ポコチャ(Pococha)、イチナナ(17Live)、ミクチャ(Mixchannel)、SHOWROOMLINELIVE、ドキドキLive
とにかく早く稼げるライバーになりたい方や、大手のライバー事務所で活躍したい方におすすめです。1,500人以上が活躍する大手事務所なので、有名インフルエンサーも多く所属しており、稼ぐためのさまざまなサポートを得られます。「321INC」の強みは下記のとおりです。
- 誰でも稼ぎやすい環境が整っている
- 有名インフルエンサーと切磋琢磨できる
- ライバーに寄り添ったサポートを得られる
提携している配信アプリも、「ポコチャ(Pococha)」「イチナナ(17Live)」「ミクチャ(Mixchannel)」など有名アプリを多くカバーしているため、どのようなジャンルのライバーでも所属しやすいことも特徴です。
Nextwave
引用元:Nextwave
「Nextwave」は、「ビゴライブ(BIGO LIVE)」というライブ配信アプリでの実績が、特に多いライバー事務所です。「Nextwave」の概要は下記のとおりです。
- 事務所名:Nextwave
- 公式サイト:https://nextwave-official.com
- 所属ライバー数:4,000人以上
- 提携配信アプリ:ビゴライブ(BIGO LIVE)、ポコチャ(Pococha)、SHOWROOM、LINE LIVE、ライブミー、イリアム、ドキドキライブ、アップライブ、エブリーライブ
「Nextwave」の特徴は、4,000人を超える非常に規模の大きなライバー事務所であることや、提携しているライブ配信アプリが多いことです。「ビゴライブ(BIGO LIVE)」や「ポコチャ(Pococha)」などの有名アプリはもちろん、「LINE LIVE」や「ドキドキライブ」などさまざまなライブ配信アプリで活躍できます。
また、収益還元率も一般的なライバー事務所より高い傾向があり、所属ライバーからの評判も良いようです。ビゴライブ(BIGO LIVE)でライブ配信をしたい方や、充実したサポートを得たい方に向いています。
アルファ
引用元:アルファ
「アルファ」は、「ポコチャ(Pococha)」というライブ配信アプリに特化した、ライバー事務所です。「アルファ」の所属人数や提携配信アプリなど、概要は下記のとおりです。
- 事務所名:アルファ
- 公式サイト:https://alpha-liver.com/
- 所属ライバー数:400人以上
- 提携配信アプリ:ポコチャ(Pococha)
所属ライバー数が400人前後と、比較的規模の小さなライバー事務所ではありますが、ライバーに対する丁寧なマネジメントに定評があります。新興事務所ではあるものの近年急速に成長しているため、事務所と一緒に成長していきたいライバーにおすすめです。
小規模な事務所ではありますが、「ポコチャ(Pococha)」ではさまざまな実績があるため、ポコチャ(Pococha)でライブ配信を行いたい方におすすめです。新しいライバー事務所で、マネージャーから丁寧なサポートを得たい方も、「アルファ」を検討してみるといいでしょう。
Licore(リコレ)
引用元:Licore
「Licore(リコレ)」は、さまざまなライブ配信アプリと提携していることで有名な、ライバー事務所です。「Licore(リコレ)」の所属人数や提携アプリなど、概要は下記のとおりです。
- 事務所名:Licore(リコレ)
- 公式サイト:https://licore.net/
- 所属ライバー数:1,100人前後
- 提携配信アプリ:イチナナ(17Live)、ミクチャ(Mixchannel)、LINE LIVE、SHOWROOM、ポコチャ(Pococha)、VLIVE
「Licore(リコレ)」は1,000人を超えるライバーが所属している、比較的規模の大きなライバー事務所です。提携しているライブ配信アプリについても、「イチナナ(17Live)」「ミクチャ(Mixchannel)」「LINE LIVE」など、有名なものを網羅しています。
「Licore(リコレ)」は規模が大きいこともあり、丁寧なマネジメントやサポート体制に定評があります。例えば、現役の人気インフルエンサー・ライバーからの育成支援や、企業案件を獲得しやすい環境の提供などです。
ライバーとして活動し始めて間もないころは、収入を得るのが困難なこともあります。「Licore(リコレ)」なら、育成支援や案件の斡旋が得られるため、初心者の方にもおすすめです。
DAG(ディーエージー)
引用元:DAG
「DAG(ディーエージー)」は、いくつかのライブ配信アプリのイベントで、ランキング上位者を多く輩出していることで有名なライバー事務所です。「DAG(ディーエージー)」の概要は下記のとおりです。
- 事務所名:DAG(ディーエージー)
- 公式サイト:https://daglive.com/
- 所属ライバー数:非公開
- 提携配信アプリ:ポコチャ(Pococha)、イチナナ(17Live)
所属ライバー人数は非公開で、比較的新しい事務所ではありますが、近年急速に成長しているようです。提携しているライブ配信アプリは、「ポコチャ(Pococha)」と「イチナナ(17Live)」がメインです。
現役トップライバーからのノウハウ伝授を受けられたり、SNSでの集客サポートや企業案件の斡旋を得られたりするなど、マネジメント体制に定評があります。そのため、所属ライバーの収入や定着率が高く、ライバーからの満足度が高いようです。
「ポコチャ(Pococha)」と「イチナナ(17Live)」で活躍したい方や、上位を目指したい方は、「DAG(ディーエージー)」への所属を検討してみるといいでしょう。
Casual Live
引用元:Casual Live
「Casual Live」は、初心者のライバーでも安心して所属できる、「ライバーサポートシステム」に定評があるライバー事務所です。「Casual Live」の概要は下記のとおりです。
- 事務所名:Casual Live
- 公式サイト:https://casuallive.tokyo/
- 所属ライバー数:100人前後
- 提携配信アプリ:ポコチャ(Pococha)、イチナナ(17Live)、BIGO LIVE(ビゴライブ)
所属ライバー数が100名前後と、他の事務所と比べても小規模です。しかし、ライバーの個性を活かした育成システムによる丁寧なサポートや、人気女性雑誌との提携など、将来的に活躍しやすい体制が整えられています。
提携しているライブ配信アプリも、「ポコチャ(Pococha)」「イチナナ(17Live)」「BIGO LIVE(ビゴライブ)」など有名なものが揃っています。配信ノルマがなく、好きなように活動しやすいことから、ライバーの満足度も高いようです。
現役ライバーからの直接指導を受けたい方や、安定して稼げるライバーになりたい方は、「Casual Live」を検討してみるといいでしょう。
ライバー事務所に所属するメリット・デメリットについて
ライバー事務所に所属することで得られる最大のメリットは、ノウハウがある担当者からの指導やサポートの体制です。マネジメントや雑務は専任の担当者が行うため、ライバー本人はライブ配信に専念できます。
一方で、ライバー事務所によってそれぞれ理念や方針、提携しているライブ配信アプリなどが異なります。そのため、ライバー事務所に所属することで、ライブ配信や活動の内容に制約が出ることもあります。
本章では、ライバー事務所に所属するメリットとデメリットについて、詳しく解説します。ライバー事務所に所属すべきか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
事務所に所属するメリットとは?
ライバー事務所に所属すると、ライブ配信のスキルやコツの提供、ユーザーからの認知度や信頼度アップなどのサポートを得ることができます。結果として収入が増えて、ライバーとして活躍しやすい環境を得られることが、ライバー事務所に所属する魅力です。本章では、ライバー事務所に所属するメリットを、下記6つの観点から解説します。
- ライブ配信以外の事務作業などでサポートを受けられる
- ライブ配信の質を高めるコツを教えてもらえる
- ライブ配信の質を高めるために必要な機材を借りられる
- 同じ事務所のライバー仲間ができる
- 認知度、信頼度がアップし仕事の受注が期待できる
- 結果として収入アップが期待できる
ライブ配信以外の事務作業などでサポートを受けられる
ライブ配信でライバーとして活動するためには、ライブ配信以外の事務作業も行う必要があります。例えば、ライブ配信の細かな企画の作成や必要な機材の調達、資金の管理や税務処理などです。ライブ配信そのものよりも、むしろこうした事務作業の方が、ライバーにとって大きな負担になることがあります。
事務所に所属していないフリーライバーの場合は、こうした作業をすべてひとりで行わないといけませんが、現実的に考えると限界があります。雑務に追われるとライブ配信の頻度やクオリティに影響が出て、結果的に成果が伸び悩んでしまうこともあるでしょう。ライブ配信以外の余計なことに時間を取られるのは、精神的にもつらいものがあります。
一方で、ライバー事務所に所属すれば、こうした事務作業などの雑務を担当者に対応してもらえます。ライバー本人はライブ配信に専念できるようになるため、ライブ配信のクオリティや頻度の向上など有利に活動できます。身体的にも精神的にも負担が軽くなることが、ライバー事務所に所属する大きなメリットです。
ライブ配信の質を高めるコツを教えてもらえる
ライバーとして稼げるようになるためには、ライブ配信のクオリティ向上が欠かせません。そのためには、どのようにすれば良質で面白いライブ配信ができるのか、収益をアップできるのかという、ノウハウやコツを知っておく必要があります。例えば、撮影のテクニックや話し方、企画の作り方やアプリの選び方などです。
しかし、事務所に所属しないフリーライバーの場合は、テクニックやアプリ選定などすべてを自分ひとりで行わないといけません。ひとりでは分からないことも多いため、なかなか成果に結びつかず挫折してしまうかもしれません。
ライバー事務所に所属すれば、こうした知識をすぐに得ることができます。事務所側が細かなサポートをしてくれるため、初心者の方でもフリーライバーより有利な条件でライブ配信に臨めます。ライブ配信の質が高まれば、それだけ多くのユーザーに視聴してもらいやすくなるため、収益も獲得しやすい環境を構築できることが魅力です。
ライブ配信の質を高めるために必要な機材を借りられる
スマホ1台さえあれば、ライバーになることができます。この手軽さが、ライバーという職業の魅力です。しかし、よりクオリティの高いライブ配信を行うためには、それなりの機材が必要になります。例えば、カメラやマイクなどです。スタジオ設備もあれば、さらに有利な条件で高品質なライブ配信ができるでしょう。
しかし、こうした機材を自身で揃えるのが困難なこともあります。高性能なカメラやマイクは高価ですし、保管や点検などの方法が分かりづらいこともあります。また、いくら良質な機材を揃えたとしても、適切に使いこなさなければ十分な効果を得られません。
ライバー事務所に所属すれば、カメラやマイクなど必要な機材を借りることができます。場合によっては撮影スタジオをレンタルして、まるでプロのようなライブ配信を行うことも可能です。また、対面での撮影会やライブなど、各種イベントを開催するときも、事務所所属のライバーであれば安心のサポートを得られます。
同じ事務所のライバー仲間ができる
事務所に所属しないフリーライバーのライブ配信は、すべてをひとりで行うため孤独なものです。一緒に頑張れる仲間がいないため、どうしてもモチベーションが続かなかったり、単調な企画が続いて盛り上がらなかったりすることがあります。切磋琢磨や意見交換をし合えるライバー仲間がいないのは、意外とつらいものがあります。
ライバー事務所には、たくさんのライバーが所属しています。そこに加入することで、新たなライバー仲間との出逢いがあります。ライバー仲間と意見や情報を交換するなかで、今まではなかった知識を得られるかもしれません。一緒に頑張って切磋琢磨できる仲間がいると、これまで以上にモチベーションが高まるでしょう。
また、相性の良いライバー仲間が見つかれば、一緒にライブ配信をしたりお互いの企画に出演したりする「コラボレーション」も、容易に行いやすくなります。コラボレーション企画は、お互いのファン層を呼び込めるため、より多くのユーザーにライブ配信を見てもらえます。こうした飛躍の機会は、ライバー事務所に所属していなければなかなか得られません。
認知度、信頼度がアップし仕事の受注が期待できる
ライバー事務所に所属すると、「事務所所属のライバー」という肩書が手に入るため、それだけで認知度や信頼度が高まります。フリーライバーの場合は、基本的にはゼロからのスタートなので、さまざまな点で不利な状況を克服していかないといけません。特に、認知度を高めていくには、相当の時間がかかります。
事務所に所属すると、新人ライバーとして事務所が積極的にプッシュしてくれますし、他のライバーのファンが流入することも期待できます。また、使用する配信アプリによっては、アプリが認定する「公認ライバー」として活動できるかもしれません、公認ライバーになると、CMやモデルへの出演など、収益が大幅に増えるチャンスを獲得できます。
公認ライバーにはならなくても、事務所に所属しているライバーには社会的な信頼性や、権威性があります。フリーライバーはこういった条件が十分ではないため、企業案件の獲得は容易ではありません。事務所に所属すれば、事務所側が企業案件を積極的に斡旋してくれるため、収益を獲得するチャンスも大幅に増えるでしょう。
結果として収入アップが期待できる
前述したさまざまなメリットにより、事務所所属のライバーになると、収入額のアップを見込めます。ライバーの基本的な収入源は、ユーザーからの「投げ銭」やライブ配信アプリからの「ボーナス」などがメインです。しかし、いずれの場合でもそれなりの認知度やファンの数が必要なので、フリーライバーが十分な収入を得るのは容易ではありません。
ライバー事務所に所属すれば、ライブ配信時間に応じた「時間給」や「企業案件」、成果に応じた「特別ボーナス」など、他の形でも収益を得られるチャンスが増えます。また、事務所からの積極的なサポートにより、配信アプリ内でのランクも上がりやすくなります。ランクが上がれば、報酬額もそれだけ増えます。
結果として、事務所所属のライバーはフリーライバーと比べると、安定して収益を得やすい環境を構築できます。ライバーとして最も不安が大きいのは収入でしょう。収入が増えれば生活に余裕が出て、ライバーとしての活動も行いやすくなります。それにより、ライブ配信の品質やモチベーションがさらに高まり、収入も増えるという好循環が生まれます。
事務所に所属するとデメリットもある
さまざまなメリットを得られるライバー事務所ですが、一方でいくつかのデメリットもあります。事務所によってはノルマがあったり、活動できる配信アプリに縛りがあったりします。そのため、ライバー事務所に所属する際は下記3つのデメリットを踏まえたうえで、契約を結ぶ前に契約内容をしっかり確認するようにしましょう。
- ライブ配信する回数のノルマが設定されるケースも
- 事務所と提携する配信アプリでしか活動できないケースも
- 違約金などのペナルティが発生するケースも
ライブ配信する回数のノルマが設定されるケースも
サイバー事務所によっては、ライブ配信の頻度や回数に、一定の「ノルマ」を設けているところがあります。例えば、1週間あたり2本以上、1か月あたり10本以上などです。ノルマを満たせない場合は、ペナルティが課せられることもあります。そのため、ノルマに関する契約内容を、あらかじめ確認しておくことは重要です。
自分の好きなときや気が向いたときに自由にライブ配信したい、と考えるライバーは少なくありません。こうしたライバーにとっては、ライブ配信の頻度・回数・時間などを縛られることでモチベーションが低下して、大きなデメリットになることもあるでしょう。
しかし、ライバーとしてライブ配信アプリで活躍するためには、それなりの頻度でライブ配信を行う必要があります。上位ライバーになるためには、事務所のノルマを十分に満たせるくらい、積極的なライブ配信が必要です。また、最近はノルマを課さない事務所も増えているため、実際にはそれほど気にしなくてもいいかもしれません。
事務所と提携する配信アプリでしか活動できないケースも
ライバー事務所によっては、事務所が提携しているライブ配信アプリでしか、ライブ配信ができないこともあります。多くのライバー事務所は、特定のライブ配信アプリと提携を結んでおり、そこに所属するライバーはそのアプリを使用することが基本です。提携アプリ以外でのライブ配信は、事務所のサポートの対象外になることもあるかもしれません。
これは、今までライバーとしての活動経験が浅く、特定のアプリへの思い入れがない新人ライバーにとっては問題ないでしょう。しかし、これまでにある程度フリーライバーとして活動していて、特定のライブ配信アプリでの経験や実績がある場合は、事務所に所属する際に大きなデメリットになるかもしれません。
とはいえ、ライバー事務所にはさまざまなものがあり、事務所によって提携アプリも異なります。そのため、今までの経験や好みに合うアプリと提携している事務所を選ぶ、という選択肢もあります。また、事務所に所属すれば、そのアプリの専門知識やノウハウだけではなく、アプリ側からのサポートも得られることもあるため、今後の活動にも有利です。
違約金などのペナルティが発生するケースも
ライバー事務所に所属するうえで最も気になるのが、「搾取されてしまわないか」ということでしょう。ライバー事務所と契約するときは契約書にサインしますが、その内容をよく確認しないライバーも少なくありません。特に問題になりやすいのが、手数料や違約金など金銭面の条項で、所属してから問題に気付くということもあります。
どのようなライバー事務所でも、獲得した収益の一部を、手数料という形で支払う必要があります。事務所からさまざまなサポートを得られることから考えると、手数料の徴収は自然なことではありますが、その金額が高すぎることもあります。事務所によっては、30%~50%近くも徴収されることがあるようです。
また、ノルマを満たせないときにペナルティが発生したり、事務所を脱退するときに違約金を請求されたりすることもあります。しかしながら、大手もしくはライバーからの満足度が高い事務所であれば、悪質な契約内容にはならないことがほとんどです。契約前は必ず契約内容を確認して、事務所自体の評判もチェックしておきましょう。
事務所に応募する際に覚えておきたい5つのチェックポイント
ライバー事務所に所属するときは、ほとんどの場合は自身で応募する必要があります。前述したように、事務所によっては厳しいノルマが課されることや、高額な手数料を徴収されることもあります。SNSでの悪質なスカウトを行う事務所もあるようです。自身の活動に不利になったり、騙されたりしないように、応募時は下記5つのポイントにご注意ください。
- サポート体制
- どこが運営している事務所なのか
- 収入の仕組み
- ノルマやペナルティの有無
- 独占アプリの有無
サポート体制
ライバーにとって特に重要なのが、ライバー事務所側から得られる「サポート体制」です。ほとんどのライバーは、このサポートのために事務所に所属する、といっても過言ではないでしょう。そのため、ライバー事務所に応募するときは、サポート体制の確認が必要です。
例えば、ライブ配信のノウハウやテクニックなどを提供してもらえると、ライバーとして有利な条件で活動を始めることができます。事務作業やマネジメントなどのサポートがあれば、ライバーはライブ配信に専念してクオリティの向上に努めることが可能です。
前述したように、ライバーが獲得した収入の一部が事務所側に徴収されます。サポート体制が不十分なライバー事務所に所属すると、手数料が取られるのにメリットを得ることができず、不利な立場に追い込まれてしまいます。サポート体制は最も重要視すべき点です。
どこが運営している事務所なのか
応募しようとしているライバー事務所が、どの企業が運営しているのか、どれくらいの規模なのかという点について事前に確認しておきましょう。冒頭でご紹介したように、ライバー事務所の運営会社や規模はさまざまで、それがサポート体制や内容にも影響します。
ライバー事務所を運営するためには、マーケティングやマネジメントに関する専門知識が必要です。運営企業にそういった分野の専門知識やノウハウがなければ、ライバーを十分にサポートすることが難しいかもしれません。特に、芸能事務所と関係がある企業であれば、魅力的なサポートを得られるでしょう。
また、ライバー事務所の規模も重要です。所属ライバーの人数が大きく、これまでに多くのライバーを育成してきた経験のある事務所では、より効果的なサポートを得られるはずです。稼げるライバーになりたいのであれば、運営企業の内容や規模も意識してみましょう。
収入の仕組み
ライバー事務所の報酬の仕組みも、応募時にぜひ確認しておくべき項目です。ライバーの主な収入源はユーザーからの投げ銭ですが、事務所側から支払われる時間給やボーナスがあります。安定して稼げるライバーになるためにも、こうした報酬の形態は極めて重要です。
例えば、時間給の支払額が少なかったり、ボーナスの条件が厳しかったりする場合は問題です。頑張ってライブ配信を行っても収入が増えず、モチベーションを維持できなくなる恐れがあります。また、収入額の配分についても、事前に確認しておく必要があります。
ライバー事務所に所属すると、収入額の一部が手数料として、事務所側に徴収されます。一般的には20%~30%が事務所側の取り分となることが多いようですが、事務所によってはさらに高いこともあるので注意が必要です。報酬額や配分が割に合うか確認しましょう。
ノルマやペナルティの有無
ノルマやペナルティ、違約金などの有無も注意すべき点です。前述したように、ライバー事務所によっては、ライブ配信の頻度や時間などにノルマが設けられています。ユーザーからもらえるギフトの数にも、一定のノルマが定められていることもあるようです。
例えば、「1週間あたり2回以上ライブ配信を行う」というノルマです。これを満たせない場合、ペナルティを課せられることがあります。時間給が減額されたり、ボーナスが大幅に減らされたりして、ペナルティによって収入が減ってしまうため注意が必要です。
さらに、ライバー事務所を脱退時するときに、違約金を請求されることもあるため、契約前の条件確認は欠かせません。最近では、ペナルティや違約金がないライバー事務所も多いようなので、自由に活動したい場合は条件が緩いところを選ぶようにしましょう。
独占アプリの有無
ライバー事務所が提携しているライブ配信アプリの数や、その種類も重要なポイントです。最近ではさまざまなライブ配信アプリを利用できますが、アプリによってユーザー層や使い勝手が異なります。まずは、ライバー事務所が自身に合うライブ配信アプリと提携しているか、確認してみましょう。
また、ライバー事務所は複数のアプリと提携していることが多いですが、「独占アプリ」がある事務所を選ぶのもおすすめです。独占アプリがあれば、そのアプリに特化したテクニックやノウハウを蓄積していることが多く、より有利な条件でライバー活動ができるようになります。「公認ライバー」として活躍できるチャンスも増えるでしょう。
ただし、ライバー事務所の公式ライバーになりたいがために急いで応募すると、悪い条件で契約してしまうかもしれません。やりたいことができなくなるという事態を避けるためにも、これまでご紹介した注意点を意識して、総合的にライバー事務所を検討しましょう。
ライバー事務所には所属すべき?
ライバー事務所に所属すると、ライブ配信のノウハウ提供やマネジメントなどのサポートを得られるため、ライブ配信に専念できるようになります。ライバー事務所にはさまざまなものがあるため、事務所の規模や報酬内容などの観点から、自分に合うものを選んで応募しましょう。
ただし、事務所に所属しないフリーライバーでも、「マッチングサイト」を経由すると企業案件を得ることができます。事務所に所属することで生じる、さまざまな縛りを避けるためには、フリーライバーとして活躍しつつマッチングサイトを利用するのもひとつの方法です。
「ANDBUZZ」では、駆け出しのライバーの方でも、企業案件を獲得しやすい環境を整えています。ユーザーに刺さるライブ配信ができるノウハウも提供しているため、将来的に稼げるライバーになりたい方は、まずは弊社にご相談ください。