Instagramのフォロワーが増えてくると、企業のPR案件でお金を儲けたり、モデルや芸能の道が開けたりする場合があります。あなたも一度はインフルエンサーとして稼ぎたいと思った経験があるのではないでしょうか？

今回の記事では、Instagramで収益を上げる方法を解説したのちに、企業とのマッチングを行うアプリやサイトの紹介をします。SNS運用と収益化の関係が知りたいという方や、インフルエンサーにおすすめのマッチングアプリを知りたい方は必見の内容です。

Instagram運用で収益を上げる方法

Instagramを運用して収益を上げるには、大きく分けて3つの方法があります。

• 企業からのPR案件を受ける
• 商品のアンバサダーとして起用される
• テレビ番組やモデルの仕事を受ける

ここからは、それぞれの仕組みを詳しく解説していきます。

企業からのPR案件を受ける

まず一つが、企業が販売している商品やサービスのPRを行うことで、報酬を得る稼ぎ方です。PRの方法は様々で、インスタのフィード投稿やストーリーに商品自体を載せたり、実際に使ってみた感想を載せたりする方法があります。また、購入画面に誘導するリンクを挿入して、アフィリエイト広告を使った収益化の方法もこの分類に入ります。

商品のアンバサダーとして起用される

次に、商品のアンバサダーとして企業と契約することで、報酬を得る稼ぎ方です。この場合には、商品のPRという側面だけではなく、インフルエンサー本人のモデル業務という要素も含まれてきます。例えば、芸能人のCM撮影に近い稼ぎ方です。Instagramのアカウントだけではなく、運営者本人に焦点が当たっています。

テレビ番組やモデルの仕事を受ける

最後に、テレビ番組やモデルの仕事を受けて稼ぐ方法があります。この場合は、Instagramという枠を飛び越えての仕事やスポンサーからの広告料が主な収入源です。最近では、SNSをきっかけに、芸能界入りするインフルエンサーが増えてきています。例えば、山之内すずさんは、Instagramでフォロワー数を大きく伸ばしたことで、芸能事務所からスカウトが来たことで有名です。複数のメディアに出演することで、知名度を高めることができるため、さらにフォロワーを獲得することができるという好循環を生み出します。

インフルエンサーと企業の無料マッチングアプリ10選

インフルエンサーとして仕事を受けるためには、まず企業の目に留まらなければなりません。ここからは、インフルエンサーにおすすめの企業とのマッチングアプリ10選を紹介します。なお、これらは必ずしもアプリだとは限らずに、インフルエンサーサイトも含まれています。

AndBuzz（アンドバズ）

誰でも簡単にインフルエンサーになれるように、「インフルエンサーデビュー」をコンセプトに設立されたAndBuzzは、業界一の4,800社以上の企業PR案件を取り扱っており、フォロワー数が少なくても企業PR案件が取れるような環境を整えています。

Affiliencer（アフィリエンサー）

「Affiliencer（アフィリエンサー）」は、インフルエンサーへのPR案件の依頼から、ホームページ作成、ブランド立ち上げに至るまで、幅広く事業者とキャストのマッチングを行うことができるプラットフォームです。登録料や利用料、案件掲載にかかる費用はすべて無料で、幅広いジャンル、様々な事業内容にかかわることができるのが特徴です。インフルエンサーの起用案件は、月額固定費制と成果報酬制の二つから応募ができるようになっています。

Selpy（セルピー）

「Selpy（セルピー）」は、写真を企業に販売するサービスを展開しているアプリです。基本的にInstagramは、写真がメインのSNSです。きれいな写真を撮って投稿することで楽しんで、さらにその投稿した写真で稼ぐことができるのは一石二鳥であると言えます。登録料や利用証は無料で、企業から写真購入のメッセージが届いたり、PR案件のスカウトが来たりして、仕事を成立させることができるのが特徴です。

toridori base（トリドリベース）

「toridori base（トリドリベース）」は、グルメ、美容、旅行、ファッション、レジャーといった幅広い分野のPR案件を、日本中から取り揃えているアプリです。企業とのメッセージ機能があり、日程調整やアフターケアなどのコミュニケーションがスムーズに行えるのがメリットです。アプリ登録時の事務手数料や利用料、手数料は一切かからないため、インフルエンサーとしての仕事を始めるのに最適です。

asagake（アサガケ）

「asagake（アサガケ）」は、「リアルな体験」をテーマにしたインフルエンサーと企業のマッチングサイトです。インフルエンサーは、企業が応募している「体験してほしい」という案件に対して、心から「体験したい」と思ったときに応募をします。掲載料として費用を負担するのは企業側であるため、インフルエンサー側の応募やサイトの利用はすべて無料です。

Cast Me!（キャストミー）

「Cast Me!（キャストミー）」は、企業側がInstagramPRを最安0円から始められるインスタグラマーマッチングサイトです。サイトに登録しているインスタグラマーは、企業からの依頼を受けて、契約内容のすり合わせを行い、PRの仕事を行います。平均保存数やエンゲージメント率といった実績のほか、フォロワーの男女比率や国籍比率などが、企業側に公開されているので、ミスマッチが少ないスカウトが届きます。

AD.TRACK（アドトラック）

「AD.TRACK（アドトラック）」は、東証一部上場企業の株式会社セレスが運営するアフィリエイトに特化したマッチングプラットフォームです。高単価案件が充実しており、化粧品の販売数は320万件以上の実績があります。（2022年4月時点）また、一人一人のインフルエンサーに対して担当者がサポートを行ってくれます。さらに、稼ぐためのアフィリエイトノウハウの勉強会や貸しアカウントの制度があり、初心者から上級者まで利用する価値があるサイトです。

inf （インフ）

「inf （インフ）」は、インフルエンサーとPR広告の募集を行う企業とのマッチングサイトです。美容やレジャー、アウトドアやスポーツ、動画クリエイターやライバーなど、幅広いジャンルのPR広告が取り扱われているのが特徴です。インフルエンサー側から自分の得意な分野の技術を商品として販売することもできます。

LMND（レモネード）

「LMND（レモネード）」は、InstagramのインフルエンサーにPR案件を紹介するマッチングプラットフォームです。フィード投稿のみならず、ストーリーズやリール投稿、ライブ配信やインフルエンサーとの共同開発プロジェクトの立ち上げなど、幅広くInstagramを活用したPRや仕事ができます。登録費用や利用料は完全に無料のため、初期費用をかけずにSNSマーケティングが可能です。また、プロジェクトのクオリティが比較的高いのが特徴の一つといえます。

LIW（エルアイダブリュー）

「LIW（エルアイダブリュー）」は、InstagramやTwitter、YouTubeやFacebookなどの複数の媒体での広告募集が行えるインフルエンサーマッチングサービスです。PR案件や商品作成、ライブ配信、代行運用といった商品が展開されており、幅広い案件から選択できるのがメリットです。また、請求作業の管理やサポート体制が整っており、企業からのメッセージの通知機能が付いているため、初心者でもスムーズに案件を進めることができます。登録料や手数料がかからないため、簡単に始めることができるのも、うれしいポイントとなります。

インフルエンサーが企業とのマッチングアプリを使う上でのポイント

インフルエンサーとして稼ぐうえで、マッチングアプリやサイトを利用するうえでのポイントは、サイト登録に審査があるケースがあることを理解することと、あらかじめインフルエンサーとしての稼ぎ方を決めておくことです。ここからは、詳しくそれぞれの内容について解説していきます。

マッチングサイトには審査がある場合がある

大前提として、すべての人がマッチングサイトに登録できるわけではありません。

インフルエンサーサイトによりインフルエンサーの採用基準は異なりますが、一般的にはフォロワー数やエンゲージメント率といった指標を用いて審査されることになります。SNSマーケティングは、フォロワーが少ないアカウントでも今すぐに始められるものではなく、しっかりとSNS運用の実績があるアカウントユーザーが行うことができるのです。

まずはインフルエンサーとしての稼ぎ方を決める

企業とのマッチングアプリの中でも、商品の紹介や宣伝に強いアプリ、アフィリエイトのオファーを待つためのアプリ、番組やモデルのオファーを受けるためのアプリなど、多くの種類があります。美容系の商品PRをしたい場合には、その業界に強いサイトを利用するべきですし、モデルや芸能界入りを視野に仕事を受けたい場合には、ライブ配信やアンバサダーの案件を受けることが得策でしょう。どのような稼ぎ方をしたいのか決めてから、マッチングアプリを検討することをおすすめします。

まとめ：無料マッチングアプリを使ってインフルエンサーとして稼ごう

実際に、インフルエンサーとしてマッチングアプリで企業からの案件を受けて、収益化することはできます。無料で利用できるマッチングサービスも多いため、すでにインフルエンサーとして影響力がある人は無料で始めてみることをおすすめします。一方で、登録には審査が必要なアプリやサイトも多いため、フォロワー数が少ない場合には、アカウントの影響力を強めることから始めましょう。