【中の人が語る】稼げるインフルエンサーの特徴~より多くの企業PR案件を取るために
- インフルエンサーのフォロワー数と収入に関係性はない
- 案件を取得できるかは性別も関係ない
- 稼げるインフルエンサーの特徴
- フォロワー数に関わらず謙虚さを保てているインフルエンサー
- 全ての全てが丁寧なインフルエンサー
- きちんとホウレンソウができるインフルエンサー
- サイトの規定やお知らせをしっかり読むインフルエンサー
- 稼げないインフルエンサーの特徴
- 自己中心的であり、謙虚さに欠ける
- 手抜きが目立つ、雑な対応
- 報告・連絡・相談を怠る
- サイトの規定やお知らせを読まずに進める
- 稼げるインフルエンサーと稼げないインフルエンサーの違い
【中の人が語る】稼げるインフルエンサーの特徴~より多くの企業PR案件を取るために
弊社は、インフルエンサーのマッチングサイト「AndBuzz」を運営しており、2024年3月現在では、約18,000名のインフルエンサー登録がされており、インフルエンサーを募集している企業様も約6,000社に上ります。
&Buzzの仕組み上は、キャスティングといった、「特定のクライアントに特定のインフルエンサーを推薦したり、特定のインフルエンサーに特定の案件を斡旋(あっせん)したり」するようなことを行っておらず、完全に「場を提供する」というマッチングサイトに徹しているため、全てのインフルエンサーには平等かつ公平に企業のPR案件を取得するチャンスが与えられています。
しかも、AndBuzzは、「インフルエンサーデビュー」をコンセプトに、フォロワー数が少なくても企業PR案件が取れるような環境を整えています。実際に、フォロワー数がただ100名程度のインフルエンサーでも多くの案件を取得できた実績は多々あります。
しかし、AndBuzzのこのような環境におかれても、インフルエンサーの中には、「稼げるインフルエンサー」が存在している一方で、どうしても「稼げないインフルエンサー」が存在するのも事実です。
稼げないインフルエンサーを稼げるようにさせるには、どうすればよいか?
この課題解決のために、AndBuzzもデータ分析やUIの改善などに日々精進しており、その一環として、稼げないインフルエンサーが参考できることを目的に「稼げるインフルエンサーの特徴」を本記事で明らかにしています。
なお、この記事はインフルエンサー向けではあるものの、広告主の方々もインフルエンサーを採用する際に、これらを基準に参考されると幸いです。
インフルエンサーのフォロワー数と収入に関係性はない
予め断っておきますが、「インフルエンサーのフォロワー数と収入に関係性はない」というのは、もしかしたら、AndBuzzに限った話かもしれません。
というのも、既に冒頭で紹介した通り、キャスティングを行っておらず、フォロワー数が少なくても企業PR案件が取れるような環境を整えているからです。
特定のクライアントに特定のインフルエンサーを案件へアサインするようなキャスティングビジネスモデルならば、フォロワー数が多ければ多いほど、キャスティングされやすいため、収入も多くなります。
しかし、全てのインフルエンサーには平等かつ公平に企業のPR案件を取得するチャンスが与えられており、しかも、フォロワー数が少なくても企業PR案件が取れるような環境の中、結果論にはなってしまうものの、インフルエンサーのフォロワー数と取得できた企業PR案件数に関係性はないことがわかりました。
案件を取得できるかは性別も関係ない
同業他社様の話によれば「女性インフルエンサーのほうが稼ぎやすい」だそうです。確かに肌感覚ではそう感じる部分はあります。しかし、収集した統計データをもとに分析した結果、AndBuzzでのそういった傾向は一切見られませんでした。
多くのインフルエンサーマッチングサイトやインフルエンサーPR企業が持っている案件は女性向けの案件に偏っているからかもしれませんし、キャスティング方式ですとクライアントから女性インフルエンサーのみを採用するように要求されたからかもしれません。
少なくてともAndBuzzでは統計的に案件を取得できるかどうかは性別と関係がないことはわかりました。
実際に、個別事例ではあるものの、40代の男性インフルエンサーが平均的に1ヶ月10件以上の企業PR案件を取得ケースもあります。
稼げるインフルエンサーの特徴
性別とフォロワー数も関係ないのであれば、AndBuzzにおいて、インフルエンサーの収入に影響を与える要因は何でしょうか?言い換えれば、稼げるインフルエンサーと稼げないインフルエンサーの違いは何でしょうか?
AndBuzzでは、14,000名のインフルエンサーのデータを定量的・定性的に分析し、稼げるインフルエンサーの特徴を突き止めることができました。
正直なところ、この分析・調査結果には、やはりそうかと思わせる特徴ばかりで、意外性は一切ありません。
フォロワー数に関わらず謙虚さを保てているインフルエンサー
なぜか、偉そうにしているインフルエンサーはいるものです。
企業から仕事を頂く立場なのに、
PRさせてください
ではなく、
PRしてあげる
のように、上から目線のインフルエンサーは、言うまでもなく案件は取得できません。
インフルエンサーデビューをコンセプトに作られているAndBuzzでは、フォロワー数が数百人前後のインフルエンサーを数万人フォロワーに育てた実績は多々あります。
その中、最もよく見られる悪いケースとしては、フォロワー数が少ないうちは謙虚でいるものの、フォロワー数が10,000人を超えたあたりから、謙虚さを失ってしまうインフルエンサー。そうなるとフォロワー数が10,000人を超えたのに案件が取れなくなるという状態に陥ってしまいます。
逆に、ロールモデルとなるケースは、フォロワー数に関わらず始終謙虚さを保てているインフルエンサーです。フォロワー数が少ないうちにPR案件を取得しジ徐々にフォロワー数を伸ばしていきます。フォロワー数が10,000人を超えても謙虚さを保つ結果、より多くのPR案件をよりよい条件で取得するといった好循環になります。
全ての全てが丁寧なインフルエンサー
「ここまでするか」と思わせるほど、全ての全てが丁寧なインフルエンサーは稼げます。
自己紹介にも投稿にも念入りに作成し
応募時の言葉遣いから採用された際のお礼の言葉、
PR投稿の内容も、
投稿後の報告や採用されたことに対する感謝
全てが丁寧なインフルエンサーは、同じ企業から何度も依頼される傾向が見られます。
大事なブランドイメージや商品を預けているものだから、やはり丁寧さは安心感をもたらすでしょう。
きちんとホウレンソウができるインフルエンサー
ホウレンソウと言われる「報告・連絡・相談」がきちんとできるかどうかも、インフルエンサーに収入に影響します。
商品が届いた時の報告、投稿をした時の連絡、どのように投稿すればよいかわからない時の相談などなど。
稼げないインフルエンサーは、商品が届いても言わずに、適当に投稿するものの、投稿したことさえ知らせないインフルエンサーです。更にどのように投稿すればよいかわからない時も相談をせずに「投稿しない」という誤った意思決定をするインフルエンサーは、稼げるかどうか以前に、法的に追及されることになります。
逆に、稼げるインフルエンサーは、ホウレンソウなどをきちんと行い、積極的に企業とのコミュニケーションを図り、安心させる姿勢が見られます。
素人に思われたくないゆえに相談をためらっているかもしれませんが、クライアントにとって、相談してくれることは、商品のPRという仕事を大事にするアピールでもありますので、むしろプラスに評価されます。
謙虚さと同じく、信頼関係と安心感は次の仕事へ繋がります。
投稿したURLを知らせる PR投稿を後に単に「投稿した」と知らせるインフルエンサーと「投稿URLを添えて知らせる」インフルエンサーとでは、後者のほうが案件取得数は多いです。同じ企業からのリピーター依頼が来るからです。 単に投稿したと言われても、企業の担当者はSNSのアカウントへアクセスしてから確認するという手間が増えます。数人のインフルエンサーしか依頼していない場合ならともかく、多くのインフルエンサーを採用している場合だと、結構な負担になります。 言うまでもなく、負担が増えるのであれば、「そもそも依頼しない」という選択肢も企業にはあるからです。 しかも、多くのインフルエンサーを採用している案件ですと、採用数も多く、採用率も高いので、本来ならばインフルエンサーにとって「大事なお客さん」になるはず。 投稿したURLを知らせるかしないかだけで収入は結構変わります。
サイトの規定やお知らせをしっかり読むインフルエンサー
AndBuzzでは、サイトの使い方、重要なお知らせなどをサイト上においては複数の箇所に掲載しており、メッセージでも何回も案内しています。
にも関わらず、それを一切に読まないインフルエンサーがいますので、遊び心で「サイトの規定やお知らせをしっかり読むインフルエンサー」と「一切に読まないインフルエンサー」の間に、案件の取得数に違いはないかを分析してみました。
結果、しっかりと読むインフルエンサーのほうが、読まないインフルエンサーよりも多くの案件を取得できていることがわかりました。
当然の結果ではありますが、言ってみれば、物事を理解しようとする姿勢が物を語っています。
サイトの規定やお知らせを読むインフルエンサーは、企業側の募集内容も当然に読みますので、企業側もストレスなく接することができる結果、採用の可能性もぐっと上がります。
例えばですが、募集内容に「応募方法」を書いているのに、それを読まないインフルエンサーを、企業が採用するはずもありません。「SNSのアカウントをお知らせください」と募集方法で定めているのに、「興味あります」だけのメッセージを送るインフルエンサーは稼げません。
一方で、募集内容をしっかり読んだ上で、提示された募集方法に沿って応募すれば、企業側には「真面目さ」が伝わります。
真面目に応募するインフルエンサーは真面目に投稿をしてくれる
そう感じる結果、案件への採用を決めることです。
稼げないインフルエンサーの特徴
稼げるインフルエンサーの特徴を見てきた一方で、稼げないインフルエンサーの特徴も存在します。
これらは、先ほどの「稼げるインフルエンサー」の特徴の裏返しと言えます。
自己中心的であり、謙虚さに欠ける
稼げないインフルエンサーの一番の特徴は、自分が中心となる考え方です。
「PRしてあげる」のような上から目線で企業に接するため、PR案件を獲得するチャンスを自ら潰してしまいます。
謙虚さがなく、自己中心的な態度は、フォロワーからも企業からも敬遠される理由になります。
フォロワー数が増えるにつれて、謙虚さを失ってしまうインフルエンサーがいます。
フォロワー数が10,000人を超えたあたりから、「PRさせてあげる」という上から目線になり、企業からの依頼を軽んじるようになります。
その結果、案件が取れなくなってしまいます。
手抜きが目立つ、雑な対応
プロフィールの作成から投稿の内容まで、手抜きが目立つインフルエンサーは案件を獲得することが難しくなります。
丁寧さが欠けることで、企業からの信頼を得られず、リピート依頼を受けることも稀になります。
全てにおいて手抜きや雑な対応は、自分自身のブランド価値を下げる行為と言えます。
応募時の言葉遣いが雑だったり、投稿後の報告が遅かったり、投稿の内容が適当だったりと、
至らない点が多いインフルエンサーは、確実に企業側から信頼を失い、リピーターの機会を逃してしまいます。
報告・連絡・相談を怠る
「報告・連絡・相談」ができないインフルエンサーは、仕事の進行において多くの問題を引き起こします。
商品の到着報告を怠ったり、投稿した事実を共有しなかったり、わからないことがあっても相談しないため、企業との信頼関係を築くことができません。
結果、一度きりの案件で終わってしまうことが多くなります。
「ホウレンソウ」ができないインフルエンサーは、明らかに企業とのコミュニケーションが不足してしまいます。
商品が届いても報告せず、投稿したことも連絡しないなど、企業側を不安がらせてしまいます。場
合によっては法的問題にもつながりかねません。
サイトの規定やお知らせを読まずに進める
AndBuzzのようなマッチングサイトの利用規約やお知らせを読まずに活動するインフルエンサーは、
ルール違反を起こしやすくなります。
また、重要な情報を見落とすことで、企業とのコミュニケーションに支障をきたしたり、チャンスを逃したりすることがあります。
細かい規定やお知らせへの注意は、案件をスムーズに進行させる上で不可欠です。
当然ですが、マッチングサイトの規定やお知らせを一切読まないインフルエンサーは、
企業の募集内容や応募方法を理解できていません。
そのため、真面目に応募することができず、案件を取得することが難しくなります。
稼げるインフルエンサーと稼げないインフルエンサーの違い
いかがでしたか?
ここまで、稼げるインフルエンサーの4つの特徴を見てきましたが、意外性はないと言えばないのです。
インフルエンサーとして稼ぎたいのであれば、当たり前のことを当たり前のようにやればよいのですが、当たり前のことを当たり前のようにできないと、稼げないインフルエンサーになってしまいます。
結局のところ、人間としての基本となる誠実さや基礎としてのビジネスマナー、稼げるインフルエンサーと稼げないインフルエンサーの違いはそれに尽きます。
繰り返しになりますが、この記事はインフルエンサーが稼げるようになっていただくことが目的ですが、広告主の方々もインフルエンサーを採用する 際に、これらを基準に参考されると幸いです。