内容
AndBuzzは、元々フォロワー数が少ない方でもインフルエンサーデビューができることをコンセプトに作られたサイトです。
この方針の運用されたためか、面白いことに、フォロワー数が300人以下でも1ヶ月10案件を取れたりする一方で、数万人のフォロワーを持っていても1案件も取れない方もいらっしゃいます。
「数万人のフォロワーを持つ人はなぜ1案件も取れないのか」につきましては、別途コラムを公開しますので、そちらをご参照ください。
今回はフォロワー数が300人以下でも案件が取れるようになるコツをお伝えします。(このコツはAndBuzzのみならず、ほかのインフルエンサーマッチングサイトにも通用するので、ぜひご一読ください)
ポイントは3つです。この3つのポイントは、自己紹介、投稿とメッセージ内容に共通しますので、必ず覚えてください。
①フォロワー数で勝負しない
②自分の特徴をアピール
③案件へ丁寧に応募し真摯に対応する
それでは、順次に説明していきます。
①フォロワー数で勝負しないこと
フォロワー数が少ないのであれば、フォロワー数で勝負するのは愚策でしかありません。
厳密にいえば、
「フォロワー数が物を言わせる」という考え方自体が間違いです。
このことは、数万人のフォロワーでも案件が取れない方に共通している問題点であり、
フォロワー数が多いから案件は必ず取れるのは幻想でしかありません。これにつきましてのコラムを別途公開しますので、そちらをご参照ください。
言ってみれば、ただでさえ「フォロワー数が物を言わせる」という考え方自体が間違いなのに、フォロワー数が少ない方がフォロワー数で勝負しては、PR案件を取れる見込みも限りなくゼロに近いです。
ですので、「フォロワー数1000人もいます!」とか「800人のフォロワーが私のアカウントを見てくれています」のように、アピールポイントを「フォロワー数」に焦点を当ててしまうと、案件も取れなくなります。
フォロワー数ではなく、
「スポンサーはなぜ私にPR案件を依頼するのか」をスポンサーの視点から考えることが大事です。
つまり、
「フォロワー数はまだ少ないですが、私のアカウントにはこのような特徴があり、このようなフォロワーにリーチしています。投稿も一つ一つ丁寧に行うことをこころかけています」
のように、下記の②と③をアピールすることがPR案件を取っていくコツなのです。
②自分の特徴をアピール
特徴もまた、
・ご自身の特徴
・アカウントの特徴
・フォロワーの特徴
の3つに分けられており、ご自身の特徴は③で説明するとして、ここでは「アカウントの特徴」と「フォロワーの特徴」について説明します。
☐
アカウントはどのような投稿を行っているか?
☐
投稿する際に心掛けていることは何か?
☐
これらの投稿はどのような人(フォロワー)にリーチしているか?
この3つの問いを自分に問いかけて、答えられるようにしてください。なぜならば、これらはスポンサーがアカウントを審査する際に、必ず知りたい事項だからです。
例えば、
☑アカウントはどのような投稿を行っているか?=>
コスメ商品をメインに投稿している。
☑投稿する際に心掛けていることは何か?=>
単に商品の紹介に止まらず、感想も添えて、フォロワーが購入したくなるように投稿している。
☑これらの投稿はどのような人(フォロワー)にリーチしているか?=>
その結果、20代後半から40代後半のフォロワーが多くて、良い反応を頂いている。
※これらは単に「言っている」だけではだめで、スポンサーも実際にアカウントをチェックし、「言っていること」と「実際に行っていること」に違いはないかを、過去の投稿から確認していますので、採用率を高めるためには、必ずアピール通りにしてください。
③案件へ丁寧に応募し真摯に対応する
言うまでもなく、まずは「案件へ丁寧に応募」は極めて重要です。応募に落とされたら終わりですから。
よくありがちなミスとして「むやみに一斉送信を行うこと」が挙げられます。理由は下記のコラムで説明していますので、ご参考ください。
【コラム】一斉送信は慎重に《インフルエンサー向け》
結論から言いますと、むやみに一斉送信を行ってしまうと「案件へ丁寧に応募し真摯に対応する」ことができなくなる恐れがあるからです。
ここからは
Ⓐ案件へ応募すること
Ⓑ丁寧に応募すること
Ⓒ案件に真摯に対応すること
について説明していきます。
Ⓐ案件へ応募すること
案件への応募ポイントは、スポンサーの投稿や自己紹介を「おすすめ順」と「新着順」で並べ替えて、順番から見ていき応募していくことです。
おすすめ順では、「インフルエンサーの採用実績」、「メッセージの返信」、「ログイン頻度」など、直近の活動量が多いスポンサーは上にくる仕組みになっていますので、おすすめ順で応募していくだけで、採用率が高まります。
※そもそも案件へ応募しないことは論外です。「私はフォロワーが1万人もいるから、応募しなくてもスポンサーから依頼は来る」という謎の幻想を抱くインフルエンサーもいらっしゃいますが、そんなことはありません。②自分の特徴をアピールと③案件へ丁寧に応募し真摯に対応する、この2点に尽きます。
新着順では、新しく登録したスポンサー/来店体験型スポンサー、または新しく投稿したスポンサー/来店体験型スポンサーが上位表示される仕組みになっていますので、日々新しい案件はないかを確認するのもマストです。
※しかも、日々ログインし案件を確認するとご自身の表示順位も上がりますし、メッセージを送ると更に上に行きますので、スポンサーがインフルエンサーを探す時に、スポンサーの目にも留まりやすくなります。
※ちなみに、スポンサー/来店体験型スポンサーが投稿し、投稿のメール通知が届いた瞬間に、すぐメッセージを送るインフルエンサーもいらっしゃいます。やはり成約率が高く、月20案件~は取れています。
Ⓑ丁寧に応募すること
案件へ応募する際にも丁寧にメッセージを送ることが必要です。
応募メッセージすら丁寧に書けない人は、丁寧に投稿してくれるはずもない。そう思われてしまっても仕方はありません。
どのように丁寧に応募すれば良いかについては、既にある下記の2つのコラムをご参考ください。
成約率の高いインフルエンサーの特徴
返信率を上げるメッセージの送り方
Ⓒ案件に真摯に対応すること
案件へ応募(スポンサー/来店体験型スポンサーへメッセージ)したら、スポンサー/来店体験型スポンサーから連絡がきます。勝負はここからです。
ここからきちんと返事できるかどうかがポイントとなります。
✓
スポンサーからの連絡には迅速に対応する。
まだ採用も決まっていないのに、返事が遅くなると、「もしかしたら投稿も約束した期限までに投稿してくれないのではないか」と思われてしまいます。そうすると、採用も見送られるでしょう。ですから、なるべくスポンサーからの連絡には迅速に対応するように心掛けましょう。
もちろん、すぐに返信できない事情もあるでしょう。たとえば、育児されている方やお仕事される方ですと、すぐ返信はできないし、返信できる時間帯も限られてしまいます。
しかし、これは決してマイナスポイントにはなりません。「育児中なので、返信は夜中になることが多い」など、事情を事前にスポンサーにお伝えすれば、むしろ真摯さが伝わります。
言うまでもなく、事前の断りなく数日間も返信しないのは論外ですね。
まだ採用も決まっていないのに数日間も連絡が取れなくなると、「投稿も約束した期限までに投稿してくれないというより、連絡すら取れなくなる可能性があるな」と誰でもそう感じてしまいます。
✓
スポンサーからの質問には正確に回答する。
最初の応募メッセージにおいて、できるだけスポンサーが知りたい情報を伝えるのがベストですが、スポンサーが追加で情報を知りたい場合もあれば、確認事項を伝えたい時もあります。
それに対して正確に答えられるか、確認事項をきちんと確認した上で返信できるかが採用を大きく左右します。
ここで「コミュニケーションが取れるかどうか」が判断されます。
スポンサーも大事なブランド、商品の宣伝をお願いするわけなので、コミュニケーションすらうまく取れない人にPR依頼することはないでしょう。
✓
約束通りに、かつ丁寧に投稿をする。
スポンサーは、拡散という意味において、異なる多くのインフルエンサーを採用する場合もある一方で、依頼実績のあるインフルエンサーへ続けて依頼する傾向もあります。
そのため、約束通りにかつ丁寧に投稿をすることが次のお仕事に繋がります。
1.約束した期日内に投稿したか?
2.指定された通りに投稿したか?
3.丁寧に投稿したか?
この3点をともに満たさないと、次は絶対にないと覚悟してください。
とくに丁寧に投稿しないと、同じスポンサーだけではなく、ほかのスポンサーからも依頼されなくなります。
スポンサーは、フォロワー数云々以前に、アカウントの雰囲気(自社の商品とマッチするか)はもとより、過去の投稿から「この人は丁寧に対応してくれるか」をも必ず確認します。
そのため、「この人はあまり丁寧に投稿してくれないな。うちの案件だけ特別扱いにして、うちの案件だけ丁寧に投稿してくれるわけがない」だと感じさせてしまうと、依頼も来なくなります。
「丁寧でない投稿」というのは、ハッシュタグすら付けない、写真だけの投稿は当然に論外ですが、「何の紹介もなく適当にハッシュタグを付けるだけの投稿」もダメです。
また、案外とありがちなのが「端っこ投稿」です。
例えば
✖
料理投稿の端のほうに商品が写っているような投稿
✖
お子さんの写真のすみっこに宣伝対象の育児用品をこっそり置く写真の投稿
ご自身は満足しているかもしれませんが、案件を依頼する側からすれば、何一つも効果がないので、そのような投稿が多いアカウントへの当然に依頼しません。仮にフォロワー数が多く、エンゲージメント率も高くてもです!
一番よくないパターンは:期日内に投稿しない=>催促されたので急いで投稿=>適当に写真だけ投稿する=>アカウントの評価が下がる=>案件が来なくなる
そもそもが、期日内に投稿すること=約束を守ることが基本の基本です。
そこから狂い出すと、案件も来なくなりますので、これまでアカウントの育成に掛けた努力が水の泡になります(努力したって話だが)。
このコラムをまとめると
①フォロワー数で勝負しない
②自分の特徴をアピール
③案件へ丁寧に応募し真摯に対応する
この3つのポイントを守れば、フォロワー数が少なくても案件は取れるので、ぜひ、実践してください。